富岩水上ライン「fugan」

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観光船

運輸・産業・土木建築関連車両・船舶、関連機器

富山県

グッドデザイン賞

建築的な空間構成のコンセプトに基づき、スクエアな室内空間と解放的なデッキデザインを実現している、富山環水公園から富岩運河、中島閘門を通り、岩瀬を結ぶ運河は富山の伝統的な移動風景だが、モダンなモビリティデザインの提案を行うことで、印象的な異化の風景を実現している点を評価したい。

富岩水上ライン「fugan」の概要富山県環水公園から富岩運河、中島閘門を通り、岩瀬を結ぶ運河クルーズ「富岩水上ライン」を運航する観光船。
環境に配慮した、蓄電池とソーラーパネルからの自然へネルギーを利用した電気船で、軽量化を考慮して船体にはアルミ合金を使用。
岸壁や桟橋から、少ない段差で乗降できる、身障者対応(交通バリアフリー法)の設備を備える。
富岩水上ライン「fugan」の製品仕様全長約17.7m、幅約3.3m、総トン数約16t 、最大搭載人員58名
プロデューサー富山県知事 石井隆一
ディレクターGKインダストリアルデザイン 田中一雄
デザイナーGKインダストリアルデザイン 朝倉重徳、若尾講介
富岩水上ライン「fugan」の開発・企画について乗ってみたくなる魅力ある船があることで、歴史的価値のある富岩運河や、水位差を二対の扉で調節するパナマ運河方式の中島閘門などを、水上の目線で体験できる機会が増える。
また、乗るだけでなく、ゆったりした船の航行を眺めることも心の癒しに繋がるが、富岩運河の景観と、それに調和する美しい船の存在によって効果は増大する。
富岩水上ライン「fugan」のデザインについて歴史・文化のある環境に調和する品格と、乗ってみたくなる魅力
ユーザー・社会に伝えたいこと富岩水上ラインは平成21年から、富岩運河の歴史と水辺の環境学習促進、賑わい創出と観光振興を目的として運行を開始した。
電気船「SORA」と電気ボート「もみじ」がすでに運行しているが、乗客数の増加、風雨対策、身障者対応等の理由で、新造艇が必要になった。
また、北陸新幹線開業に向けて、船自体も観光資源となるように、ソーラー発電を行う環境に配慮したエコな船を建造することとした。
富岩水上ライン「fugan」はその使用者・利用者にどのような価値を実現したかワンオフ(特注の単品)で、しかも定員50人強規模の船に、オリジナルの座席を造ることは極めて難しい。
それを強度、清掃性、板厚構造によるスペース効率など船の腰掛けには相応しい素材であるデコラヴィータ板材を成形にすることで解決した。
3人掛けの型の1個を、2人掛けと身障者用の肘掛け付きの腰掛けとなるよう対応した。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項水上に浮遊する船は他のどの乗り物とも異なり、自由で孤立している。
この感覚を、船の中での安心感と、外界自然環境との一体感として捉え、全体をフレーム構造で包み(安心感)、その中をさらに守られたスクエアな室内部分と、より外界と繋がる後部屋外デッキに分け、ミースファンデルローエのファンズワース邸やバルセロナパビリオンを想起するような、壁(船の外壁面)のない建築的構成でまとめた。
どこで購入できるか、どこで見られるか富山県富岩運河環水公園、富岩水上ライン
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