東京都新宿区内藤町11 新宿御苑地内
2007年度 グッドデザイン賞 受賞
小さな施設であるが、環境配慮への積極的な工夫は、視覚的にも社会への発信性は高い。
直接的な目的は、排出CO2の削減のためとある。
植物園内大温室の改修に伴う、高断熱ガラスへの交換、また枯れ枝や葉など広大な御苑内からゴミを出さないことを、可能な限り環境負荷を低減することが図られた。
御苑内の千駄ヶ谷よりに,菊作りのための温室や畑がある、この温熱を得るためにも、木チップを燃料とするバイオマスボイラーが導入された。
再利用された建材などにも工夫が込められたボイラー棟は、環境啓発を促している。
これから本格運転になるようであるが、良好な結果を期待したい。
東京都新宿区内藤町11 新宿御苑地内の概要 | 排出CO2削減のための新宿御苑内施設の改修で、既存温室のガラスを高断熱ガラスに交換することと、木チップを燃料とするバイオマスボイラ設備を導入することが主な目的でした。 ボイラー室は建設時からできるだけ環境負荷を低減することと御苑内から廃棄物を出さないことを図り、資材の再利用を積極的に行い、それをデザインとしています。 既存温室に取り付いていたガラスはペアガラスパネルとして再生利用し、空気層には園内で捨てられたさまざまな色のガラス瓶を砕いて入れました。 キラキラと輝く壁は、来園者や新技術であるボイラの見学者に環境啓発を図ります。 |
プロデューサー | 環境省自然環境局 新宿御苑管理事務所長 黒瀬 英治 |
ディレクター | 株式会社 石本建築事務所 執行役員 長尾 昌高 |
デザイナー | 株式会社 石本建築事務所 原 健一郎 |
東京都新宿区内藤町11 新宿御苑地内のデザインについて | この計画は、排出CO2削減のための新宿御苑内施設の改修で、既存温室のガラスを高断熱に交換することと、バイオマスボイラ設備を導入することが主な目的でした。 RGBは、そのボイラーを収容するために新築した施設です。 環境配慮を目的とする全体計画において、建設時からできるだけ環境負荷を低減することと御苑内から廃棄物を出さないことを図り、建材や資材の再利用を積極的に行い、それをデザインと融合させています。 |
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項 | 積極的に環境配慮に取り組み、廃棄物をできるだけ抑える工夫を行うことと、それが成果としてデザインに表れ、美観や快適性を備えることによって社会への啓発となることを目指す。 |
製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応 | 自然に囲まれた計画地にあって、周囲の環境になじむ外観を形成する。 |
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