旧桜宮公会堂

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旧桜宮公会堂

商業・産業用途の建築物・空間

株式会社ノバレーゼ

グッドデザイン賞

昭和10年に明治天皇記念館として建設され、戦後桜宮公会堂と名称変更し、大阪の人々に愛されてきた歴史的重要文化財の再生活用である。

民間貸与され結婚式場として再生した公会堂は、6面ガラスブロックのチャペルが挿入されトップライトの自然光が拡散して美しい。

チャペルに入ると新鮮な驚きを体験する。

旧桜宮公会堂の概要2013年春。
大阪天満橋1丁目・毛馬桜宮公園、大川沿いの一角であるこの地が一般に公開された。
ここには国の重要文化財の、泉布観と旧造幣局玄関を移築した旧明治天皇記念館(=旧桜宮公会堂)がある。
近年閉館となっていたこの建物が、大阪市の再生事業により、結婚式場として甦ることとなった。
1階部分を講堂、2階部分を陳列室として利用していた桜宮公会堂を、1階部分をバンケット、2階部分を結婚式場に改修した。
2階部分については屋上のトップライト下に、床・壁・天井がガラスブロックで構成されたボックス型の式場を挿入する計画とし、1階については既存の仕上を復元するなど、既存建物を可能な限り活かす計画とした。
旧桜宮公会堂の製品仕様建物用途:集会場敷地面積:6,216.42㎡建築面積:674.31㎡延床面積:1414.58㎡ 最高高さ:13.11m規模構造:地下1階 地上3階 SRC造(既存棟)、地上2階 S造(増築棟) 工期:2012年11月〜2013年3月
プロデューサー株式会社ノバレーゼ
ディレクター株式会社竹中工務店 大阪本店 設計部 森田 昌宏、野口 伸、足立 裕己
デザイナー株式会社竹中工務店 大阪本店 設計部 森田 昌宏、野口 伸、足立 裕己、小池 誠(インテリア)、向山 雅之(ランドスケープ)、アカリ・アンド・デザイン 吉野弘恵(照明計画)
旧桜宮公会堂の開発・企画について時代に翻弄されながらその用途を変遷してきた旧桜宮公会堂と泉布観は、 近年これまで放置されたままだった。
この度大阪市は、厳しい財政の中管理もままならなかったこの公園施設をノバレーゼに民間貸与する事で、一転して市民にも開放できる施設への再生と収入源確保が一石二鳥でできた。
ノバレーゼにとっても重要文化財を生かした施設は他の式場との差別化が図れるうえ、 企業価値をも高める事が出来た。
旧桜宮公会堂のデザインについて豊饒な光の空間による新たな記憶の創造と、復刻・再生を基調とした華やかな空間による歴史の継承
旧桜宮公会堂はその使用者・利用者にどのような価値を実現したかトップライトの自然光が頂部のガラスブロックによって拡散光に変換され、チャペル内に充満する。
チャペル内の光景は、側廊から回廊に溢れ出る光の量とのバランスによって定常状態となり、外部状況の変化に合わせて移ろいを持った不思議な浮遊感を生み出している。
ガラスブロックを支持するフレームはFB12×65を@600の格子形状として、目地内部に隠蔽し、フラットバーにビスを用いてガラスパネルを締め付けることで、あたかもガラスブロックが自立するガラスブロックのチャペルを実現した。
面内方向に作用する地震力についてはフラットバーだけでなく、ガラスブロックも構造体として評価したハイブリット構造とすることで地震力に対抗する計画とし、ガラスパネルの力学的特性を把握することを目的とし圧縮試験・引張試験・曲げ試験を行い、地震時にガラスブロックに発生する応力が許容応力度以下となることを確認した。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項既存のトップライト下にガラスブロックの六面体を挿入し、外光を受けて刻々と明るさが変化する“光の間” をチャペルとした。
そして光は式場から溢れ、回廊を満たす。
豊饒な光の空間による新たな記憶の創造と、 復刻・再生を基調とした華やかな空間による歴史の継承とをテーマとした。
空間の対比による驚きが門出を祝う人々の幸せな記憶として刻まれ、 そして建物の新たな歴史としてまた積み重なっていく事を狙った。
どこで購入できるか、どこで見られるか大阪府大阪市北区天満橋1丁目1番1号、旧桜宮公会堂
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オフィシャルサイト http://produce.novarese.jp/smk/

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