すまいる5

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重度身体障害者のためのケアホーム

住宅や住宅設備

りべるたす株式会社 、sa一級建築士事務所

グッドデザイン賞

こうした重度身体障害者のケアホームでは、日常的な生活への配慮はもちろんのこと、非常時の対応が大きな課題となるが、このケアホームでは、敷地の特性をうまく利用して地震時などには利用できないエレベーターを使わず、スロープを採用してプランニングしている点が評価できる。

また、建物と街並みの関係もうまくデザインされており、住宅地の中によくなじんでいる。

すまいる5の概要ALSや筋ジストロフィー等の重度身体障害者が、病院等の施設ではなく、地域の中で生活するためのケアホーム。
敷地は南・東側を勾配のある道路、北側を約4mの擁壁に囲まれていたため、その高低差を活かして下層を半地下とし、エレベーターを設置せず、スロープのみで移動する計画とした。
その結果、建物高さを抑えることができ、周辺地域に溶け込むよう配慮できた。
またエレベーターがないことは、災害時等の停電による不自由さ・避難できないことへの不安感を失くした。
入居者は呼吸器等の機器類が不可欠のため、日常での容易な電源確保はもちろん、非常時にも容易に電源確保できる仕組みを設け、安心して生活できることを目指した。
すまいる5の製品仕様木造+RC造・2階建・敷地面積135.39㎡・建築面積101.54㎡・延床面積146.91㎡
プロデューサーりべるたす株式会社 代表取締役 伊藤佳世子
ディレクターs(m)a一級建築士事務所 代表 鈴木充孝
デザイナーs(m)a一級建築士事務所 代表 鈴木充孝
すまいる5の開発・企画について今回の計画は、5床とコンパクトで駅から近く、周辺は住宅地である。
郊外ではなく都市部に小規模なケアホームを設けることで、地域住民と共に地域の中で隔たりのない生活をすることを期待し、またそのことで病気等をたくさんの人に知ってもらうことも重要だと考えている。
またバリアフリーとして考えられるエレベーターが与える不安感や危険性を、エレベーターを設置しないことで顕在化し、その価値観を見直して欲しい。
すまいる5のデザインについて重度身体障害者とそれをサポートする人たちが心地よく、かつ、安心できる「いえ」を提供すること。
すまいる5はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか南側道路の勾配に沿って建物を囲むように外部スロープを設けて下階へアプローチし、上階は東側道路レベルから直接アプローチすることで、エレベータの必要のない計画とした。
もし火災などが起こった時には、スロープから南側道路にでることができるため、建物から離れ、避難することが容易である。
また、介護者などスタッフもスロープを利用することで、内部での移動のための階段をなくし、スペースを有効活用した。
また入居者は、病院等の施設ではなく、「いえ」での生活を望んでいるため、上層は木造とすることや建物自体のボリュームを抑えること、仕上や外部に木製ルーバー等を用いることにより、スケール感を住宅に近づけるよう配慮した。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項入居対象の重度身体障害者の方々は、幼い頃に発症し、ずっと病院で生活してきた方もいるが、大人になってから発症しているケースも多い。
私たちもいつ同じ境遇になるかわからないのである。
その時に今までと同じとは言わずとも、施設や病院の中ではなく、地域の中で今まで通り生活していくことができることが選択肢としてあってもよいのではないか。
また本計画では、その生活をする上での不安や不満を解消することに注力した。
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オフィシャルサイト http://www.libertas-mail.jp

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