西三国の家

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住宅

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グッドデザイン賞

一種のコートハウスであるが、外部空間を分散してとることで、どの部屋も独自の景色をもつような構成となっており、コンパクトだが、豊かな住空間となっておる。

また将来対応のバリアフリーも念頭においたのびやかなプランも評価できる。

また、コートハウスは、外部に対して閉鎖的な構えとなるが、そこは外壁を木板張りとし部分的にルーバーにするなどして、柔らかな印象を作り出すことに成功している。

西三国の家の概要都心に住むご夫婦のための、人と建築と庭のあり方に重点をおいた平屋住宅である。
入れ子のようにレイアウトした居室に寄り添うように表情豊かな庭をS字型に配置している。
プライバシーを確保するため杉板の塀に囲まれた木の箱のような家は、内と外との心地よいバランスを保ちつつ内にあって森の中の一軒家のような新しい豊かさを生み出している。
西三国の家の製品仕様家族構成:夫婦 所在地:大阪市 敷地面積:169.24㎡ 延床面積:91.70㎡ 1階床面積:91.70㎡ 階数:平家建て 構造:木造 仕上 [外部]外壁:無垢杉板貼オスモカラー塗[内部 ]床:無垢板杉貼 壁・天井:漆喰塗装仕上工事期間:2013年02月〜2013年07月 施工:住まい設計工房 造園:荻野寿也景観設計 照明:maxray LISPEL原田祐彦 写真:下村康典
デザイナー堤 庸策
西三国の家の開発・企画についてとてもお元気で若々しい施主ご夫婦だが、 将来を考えてのバリアフリー仕様は当初からのリクエストでもあった。
段差をなくし、玄関扉をはじめ、すべての扉に引き戸を採用。
廊下の幅を広くとり、トイレは車椅子を使っても使用できるスペースを確保した。
寝室は、玄関から最も近い距離での間取りとなっている。
西三国の家のデザインについて自然な佇まい・動線・心地よさとシンプルであたたかみのあるデザイン
西三国の家はその使用者・利用者にどのような価値を実現したかマンション上部からの視線、敷地内からの周辺建物に対する視線に配慮し 光と風を取り入れていく。
そのために図面と模型で空間的試行錯誤を繰り返した。
周囲を囲うスギ板の塀にスリットを入れ、その幅を中央から左右にいくほど狭くし見る角度によって内から見る外の景色、光の入り具合が微妙に変化していくように 設計している。
風が通り、内と外とがつながる心地いいバランスを実現させた。
居室に添うS字型の庭の植栽には、こだわった。
日本庭園のように造り込んだ庭ではなく、昨今のガーデーニングでもない。
信頼する造園家に依頼し、森の中の一軒家にいるような景観を目指した。
自然の樹形をセレクトし、高木、中低木、カバープランツが 少ない本数でも層を織りなし風情をつくる。
芽吹き、新緑、花の季節、紅葉、落葉‥‥。
都会に住まいながら、四季の移り変わりが身近に感じられるようにした。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項一般住宅はまだまだ改善の余地があると考えている。
よく見かける一例として戸建て住宅のリビングに大開口部を設けたものの プライバシーを気にし、昼夜問わずにカーテンやブラインドで視線や光を 遮っている物件、雨戸で締め切っているという物件もある。
光・風・空・緑が鮮やかな庭をいかにして取り入れるか。
この木箱のような家と箱庭は、 単純に建築面積の固定概念に縛られることのない豊かさを生み出すことを追求した。
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オフィシャルサイト http://arbol-design.com

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