馬具座椅子
グッドデザイン賞
やわらかそうな座り心地を想像させるが、実際には硬めの座面。
連続する曲線は身体のラインに馴染みフィットし沈み込まない。
しっかりと腰を支えてくれ安定感のある座り心地。
「鞍」をヒントに座った状態の体制から座面の形状が写し出され、滑りを止めるファブリックを選定し、安定させている。
座椅子よりやや座面が高いので、高齢者にとっては低座イスとして日常生活に有用な製品。
馬具座椅子の概要 | 本製品は人間の身体の曲面にあわせて座面が立体曲面構造になっており、座面はまるであぐら姿が目に浮かぶような立体形状をしています。 座った時のその体圧をきれいに分散させる独特の太ももの間が盛り上がりがお尻の前ズレを防ぎ、また座面がお尻の丸みに合わせた形状になっているのですっぽりとお尻がはまるような構造になっています。 座面が立体形状になったことで、さらに座椅子に座ったときに腰が前にずれてしまいお尻が痛くなる欠点が解消されたのです。 座り心地のよさにくつろぎ感を与えてくれます。 さらに見た目の高級感・肌ざわりはもちろん、強度・汚れにも強い仕様です。 |
馬具座椅子の製品仕様 | 構造部材:ポリプロピレン クッション材:ウレタンフォーム張り材:ポリエステル |
プロデューサー | 株式会社ドリーム プロイデア事業部 外山孝幸 |
ディレクター | 株式会社ドリーム プロイデア事業部 横山拓生、渡邉義彦 |
デザイナー | 株式会社ドリーム プロイデア事業部 渡邉義彦 |
馬具座椅子の開発・企画について | 不安定な馬の上でしっかりと安定して支える「鞍」をヒントに開発されたのが、この座椅子です。 腰掛けてみると立体的な局面構造の座面におしりがすっぽりと収まる感覚を提供します。 また体と座面が隙間なく接し、座面全体で体重を受け止めて坐骨を自然に支える事で楽な姿勢を保つ事ができる様、設計しました。 |
馬具座椅子のデザインについて | 馬の鞍のもつ緩やかな局面を座椅子に融合し、うたた寝してしまう程の心地よさの再現を目指しました。 |
馬具座椅子はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか | 最高の体感を得るために何度も試作を繰り返しました。 また材質の柔らかくなりすぎない硬度や生地の質感にいたるまで様々なバリエーションで繰り返し社内でのモニター試験にかけ最高評価を得るに至る程、細部や見えない所にまでこだわりました。 また馬具の安定感を再現する為に皇室関連の馬具も手がける馬具職人である池上豊さんに監修していただいております。 |
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項 | 日本の高齢化にともない、社会や家庭の中でも苦痛やストレスを感じているお年寄りが増えていく中、少しでも長く安らぎ、くつろげる時間を提供していける商品にしたいと考えました。 また和室にも洋室にも合う形状、素材にしております。 |
馬具座椅子をもっと見る・購入 |
楽天市場で馬具座椅子を探す amazonで馬具座椅子を探す Yahoo!ショッピングで馬具座椅子を探す |
オフィシャルサイト | http://www.mydream.co.jp |
著作権利者:(C)JIDPO GOOD DESIGN AWARD [ G-Mark Library ]