ZK4.7x19

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シネマカメラ用レンズ

生産、加工、流通に関する用品と機器設備

富士フイルム株式会社 (東京都)

グッドデザイン賞

映画製作で使用するカメラ用レンズである。

カメラ機材にはプロ用機材が数多くあるが、これは、あまり目にすることが無い極めてニッチなプロ用機材である。

デザインの基本は、丹念に作り込んだ仕上がりと機能性の最優先である。

これは、デザイナーがすべきことを冷徹に見つめ、ひたすらそのことに取り組んだ結果である。

そして、このようなジャンルの機器をどのようにデザインすべきかという問いに対するデザイナーとしての一つの回答でもあろう。

ZK4.7x19の概要映画製作ではレンズ、カメラ、フード、モニタなど様々な周辺機器を必要とするため撮影機材が大型化し重くなる問題があった。
近年ではデジタル化によるシネマカメラのコンパクト化に伴って、レンズにも小型・軽量化が求められてきた。
本機はHDTVレンズなどで培った光学シミュレーション技術や小型のドライブユニット開発力を活かし、わずか2.7kg(※)の小型・軽量ボディを実現した、ポータブルタイプのシネマカメラ用レンズである。
(※弊社の従来のシネマレンズHK4.7x18の重量は6.9kg)
プロデューサー富士フイルム株式会社 光学デバイス事業部
ディレクター富士フイルム株式会社 デザインセンター デザインマネージャー 礒崎 誠
デザイナー富士フイルム株式会社 デザインセンター 礒崎 誠
ZK4.7x19の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
レンズマウントは業界標準的なPLマウントを採用し、様々なカメラシステムに対応できるように考慮した。
レンズは元来ライフサイクルの長い製品であり、標準マウントによる汎用性を持たせることでさらに広く、長期に渡っての使用が期待できる。
ZK4.7x19のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
映画製作機材は、カメラ・レンズに付帯する周辺機器が非常に多く、結果として大きく、重く、複雑になっている。
本機を通して作業環境として良好といえない撮影現場の人々に快適でミスのない操作性を提供できると考えた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
小型・軽量なシネマレンズにより撮影領域が拡大することで、新しい映像表現が期待できる。
本機による新世代の映画が生み出され、人々の暮らしの潤いとなることを期待する。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
デジタル化により映画産業は大きく変化しつつあり、撮影インフラもTVとの境界が希薄になりつつある状況にある。
つまり、機動力のあるTV用ハンディレンズ+カメラがシネマ製作の現場に登場するのは当然の流れと言えよう。
本機は、産業形態を変え得るエポック・メイキングなレンズといえる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
レンズ本体には耐久性を重視しラバーリングを廃し、各リングの駆動ギアの形状を工夫し操作部とすることで省資源・高耐久を狙った。
TVレンズ用ドライブユニット(グリップ部)を流用使用し、新規金型投資を抑制することで環境負荷を低減させている。
ユーザー・社会に伝えたいこと映画製作用の機材はほとんどGマークに登場したことが無いように記憶しています。
プロ用機材の中でも、極々限られたユーザーしか使用せず、このような賞でアピールする必要がないからでしょうか。
撮影機材の機動性向上により映画表現の幅が広がることは、最終ユーザーである映画鑑賞者へのメリットに繋がると信じます。
開発に携わる者として、こういった製品にもデザイナーの手が入っていることを知って頂けたら幸いです。
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オフィシャルサイト http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0625.html

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