Communication Board

このエントリーをはてなブックマークに追加

※画像をクリックすることで、大きな画像を見れます。

筆談器

個人用品や育児・介護用品

ケミテック株式会社(東京都)

2007年度 グッドデザイン賞 受賞

マグネットを動かすのではなく、シートを動かす構造を採用したことにより、厚さ12ミリ、重量120gと薄型軽量に仕上がったことがこの商品の可能性を広げた。

これなら、一般の事務用品として、また家庭用としても大いに使い道がある。

ひとりの聴覚障害を持った看護士の「こんな物あったらいいな」という幻想が、デザイナーやメーカーの共同幻想に拡大し、今回見事に日の目をみた。

美談として流すだけでなく、商品戦略会議では決して生まれないデザインコンセプトであったことを確認すべきだろう。

Communication Boardの概要この製品は聴覚障害を持った看護師が日常業務の中でコミュニケーションを取るために、携帯し易く・書き易く・消し易く・耐久性のある筆談器が欲しい、というコンセプトを基に様々な関係者が集まって作られた。
その結果現在販売されている既存の筆談器より軽く・薄く・耐久性が有り、筆記し易く・文字が見易く・消去し易い携帯筆談器ができた。
さらに価格も素材メーカーが生産・直販することにより、販売価格が1,500円という低価格が可能になった。
これは市場にある筆談器に満足していない人達の情熱と、素材メーカーとが東京デザインマーケットという機会によって生まれた商品である。
プロデューサーケミテック株式会社
ディレクター特定非営利活動法人 阿波グローカルネット 代表理事 本田圭一
デザイナー有限会社コンセプトデザイン研究所 代表取締役 倉橋雄二
Communication Boardのデザインについてこのコンセプトを聞いた時に、強く商品化したいと思った。
今までの筆談器は携帯性が悪く、耐久性の無い物であったので、まず耐久性があり、はっきりと文字が見える筆記材料を探していた時、ある展示会で適材なシートを見つけたので、薄く、軽く、書きやすいデザインをすることができた、そこで東京デザインマーケットに応募、試作品出展をへて、製品化が実現した。
商品化するにあたり協力してくれた人達や企業に深く感謝したい。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項筆談器を高い使用頻度で使用する人達は既存の商品は短期間で筆記面が破損する事と、携帯が不便だと聞いた。
耐久性があり、書いた文字の視認性の良い筆記素材が幸いにも文具の展示会で見つかった。
まず、携帯性を重視し、デザインコンセプトを「紙のように」とした。
軽量化と薄さを実現するための検討している時、既存商品のほとんどはマグネットを動かして文字を消去するため、そのマグネットを動かすための隙間が必要になり厚くなっていることが判明。
また、その隙間のために筆記面がフワフワして書きにくいことと、シート側を動かせばその隙間が必要なくなり薄くできる事に気がつき、基本構造を決定し、後は使い易さのデザインを検討した。
製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応デザインの段階では筆記面のシートを交換できるように検討していたが、製品のコストのほとんどがシートであることと、販売価格を低価格に押さえられたため、筆記シートを交換した場合、交換送料や手間などで製品販売価格と変わらなくなるので、新規に買い替えてもらう事にした、ただし裏面のネジを外すとシートと樹脂部品は完全に分離できるようになっているので交換は可能である。
シート表面はペット樹脂、内部は酸化鉄、本体はABS樹脂なので廃棄上問題ない素材である。
Communication Boardをもっと見る・購入 楽天市場でCommunication Boardを探す

amazonでCommunication Boardを探す

Yahoo!ショッピングでCommunication Boardを探す
オフィシャルサイト http://cobo-style.com

関連するグッドデザイン

著作権利者:(C)JIDPO GOOD DESIGN AWARD [ G-Mark Library ]

カテゴリーメニュー
個人用品や育児・介護用品の人気グッドデザイン