輪筒

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茶筒、菓子入れ

食卓・調理用品

株式会社藤木伝四郎商店(秋田県)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

伝統的な型もの技法は、技術的には非常に優れているがそれだけでは新鮮さに欠け、商品としての訴求力が乏しくなっている。

そこでこの商品は、樹種に桜皮、くるみ、さくら、かえでの4種類を用い、ユーザーが自分の感性で選べるようになっている。

技法の良さを失わず、かつやり過ぎず、伝統技術を未来に繋ぐひとつの好事例であろう。

輪筒の概要樺細工の茶筒がピッタリ閉まる秘密は「型もの」と呼ばれる技法にあります。
本体、外蓋、内蓋、すべてのパーツをひとつの木型に貼り重ねて作るため、ピッタリ合うように出来ます。
薄くて強い桜皮の特性を活かし、丈夫で軽く、密閉性に優れた筒を作る型ものは樺細工特有の技法と言えます。
型もの技法は、江戸時代に確立された日本で最初の成形合板の技術とも言えます。
「輪筒」はこの型もの技法を応用して、桜皮、くるみ、さくら、かえでの4つの樹種で筒を作り、それぞれ外芯を輪切りにし、組み替えてできた茶筒です。
「型もの」技法を応用し、合理的な作りから生まれた樹種の彩りは、今の暮らしを華やかに演出します。
デザイナーKAICHI DESIGN 山田 佳一朗
輪筒の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
普遍の技法はいつか途絶える可能性があり、輪切りの新技術を加える事により初めて、将来にわたって持続可能な技法たりえるとの思いで取り組んだ。
またその事は、単に木地に桜皮を貼るのではなく、芯(構造材)から作っていく型もの技法の特性を持続させる事にも繋がる。
こうした背景で、昔からある樺細工の茶筒が、デザインでここまで変わり、これからも変わり続けられるようにしていきたい。
輪筒のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
人に優しく心地いいデザインの視点で、グラデーションとストライプが違和感なく、心をなごませます。
使っていても見飽きない色彩が身体・人間にやさしく響きます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
現代の生活シーンに合う視点で、実用性はもちろんダイニングのオブジェとしても、生活のアクセントになります。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
伝統的な型もの技法をふまえつつも、輪切りという技術をくわえて製品開発することで、次世代に技法の 継続と新しいデザインの可能性を提示します。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
樺細工は突板と山桜の樹皮を使うため、廃材を出さないエコロジー製法です。
地球に優しい工法で、将来にわたってモノづくりを続けていきます。
ユーザー・社会に伝えたいこと地球に優しいエコロジー製法の、新しい樺細工製品によって、世界の人々の生活に潤いを与えていきたいと思います。
また今回のデザインが、次世代の新しいデザインにつながる契機になる事を確信しています。
どこで購入できるか、どこで見られるか青山スパイラルマーケット
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オフィシャルサイト http://www.fujikidenshiro.co.jp

素筒 茶筒のはてブでの話題

  • 12/07/16 23:56 樺細工 [bando_alpha]

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