Enewell-CEV
2011年度 グッドデザイン賞 受賞
シンプルなゲート型のフレームに充電操作コアーが設置され、そのフレームスペースに多様な情報パネルを設ける空間デザインに好感が持てた。
今後のEVが普及する時代には各種の情報サービスや情報の受発信が必要になってくるため、この構造が意味を持つことだろう。
また、狭小スペースでの充電スタンド設置に対応したコンパクトなサイズは、多様な条件下での整備に応えるデザインとして好評であった。
Enewell-CEVの概要 | インフラとしての急速充電器は、ガソリンスタンド、高速道路などに加え、各種店舗、観光施設、駐車場など、人が車で出かけ駐車するあらゆる場所に設置されることが考えられます。 また、急速充電は普通充電と比べると短時間ではあるものの、従来のガソリン給油と比べると時間がかかります。 このような設置場所や充電時間などの条件に着目し、基本的な急速充電機能のみならず、スペースの有効活用といったプラスαの付加価値を利用者に提供でき、また今後EVの利用が増えるであろう高齢者や女性、そして初めての人でも簡単に操作ができるよう工夫を凝らした急速充電器を開発しました。 |
プロデューサー | 株式会社安川電機 インバータ事業部 環境エネルギー機器事業統括部 推進部 事業企画担当部長 岡林千夫 |
ディレクター | 株式会社安川電機 技術開発本部 開発研究所 開発開発企画グループ 工業意匠デザイン担当係長 永満健吾 |
デザイナー | 株式会社安川電機 技術開発本部 開発研究所 開発開発企画グループ 工業意匠デザイン担当係長 永満健吾 |
Enewell-CEVの開発・企画について | サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと 地球温暖化防止に効果的なEVを普及させるためには、外出先でのバッテリー切れの対策として急速充電器の普及が不可欠である。 そのためにはEV利用者の利便性を上げることが重要であり、そのひとつが、出かけた先で何かのついでに急速充電するというスタイルを提供することである。 様々な場所にマッチする急速充電器を提供することがEV普及促進の手助けとなり、持続可能な社会の実現に貢献することとなる。 |
Enewell-CEVのデザインについて | 「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること 無理のない姿勢で、初心者でもすぐに理解できて、スムーズに充電作業が行える操作性を提供。 「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること 充電完了までには20〜30分かかる充電時間中に、利用者が様々な情報を得ることができたり、くつろいだ時間を過ごすことができるようなフリースペースを準備。 利用者の利便性向上を狙う。 「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること 充電完了までには20〜30分かかる充電時間中に、営業者は利用者に対して商品アピールや店舗情報など様々な情報を提供することができるフリースペースを準備。 営業者の付加価値向上を狙い、電気自動車産業の発展に貢献。 「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること 便利で実用的な充電空間を提供できる充電機器により、クリーンエネルギー産業の活性化に貢献。 |
ユーザー・社会に伝えたいこと | 電気自動車へ急速充電するという新しい作法を、便利で簡単で、より充実した時間となるような充電器をデザインしました。 単に車に充電するだけでなく、その充電時間中に様々な情報を入手したり、楽しくゆっくりとくつろげたりできるようなカスタマイズが可能な充電器です。 新しい充電スタイルを様々な形で楽しんで欲しいと思います。 |
Enewell-CEVをもっと見る・購入 |
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オフィシャルサイト | http://www.yaskawa.co.jp/php/newsrelease/contents.php?id=120&year=2011& |
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