アドレンズ エマージェンシー
2011年度 グッドデザイン賞 受賞
視力に合わせ、度数が調整できるメガネである。
こちらは2枚のレンズを調整して、度数を変化させる仕組み。
災害時、緊急時のスペア用ということで、用途も限定的である。
こうした製品の開発は高く評価したい。
災害時など、メガネを無くした視力の劣る人は、人より一層ストレスがあると想像できる。
こうしたメガネの備蓄も必要かと思われる。
アドレンズ エマージェンシーの概要 | 世界初、自分で簡単に度数を調節できるメガネで、災害時や緊急時におけるスペア用として開発。 左右2枚ずつのレンズをツマミを回してスライドさせ、レンズの重なり度合を調整し度数が変化します。 瞬時に自分の視力に合わせることができ、近視、遠視・老眼にも対応。 フレームカラーはダークグレー、フリーサイズで適用対応度数の範囲なら誰でも使用できます。 一時的な視力の確保に適した仕様のため、乱視および車の運転などリスクを伴う使用は不可。 メガネやコンタクトレンズを失い、日常生活ができなくなる不安を一時的に解消する備えの1本として、個人、家庭、企業、自治体、官公庁などでの防災対策が可能。 |
プロデューサー | スチュアート・ハネマ Adlens Ltd. Chief Executive Officer |
ディレクター | ロブ・スティーブンス Adlens Ltd. Technical Director |
デザイナー | クリス・キング Adlens Ltd. Senior Product Design Engineer |
アドレンズ エマージェンシーの開発・企画について | サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと 災害・緊急時などにメガネやコンタクトレンズを失い、目が見えない生活を一時でも早く改善し、一時的にでも通常の生活が営める視力をどなたでも、左右視力が違う方にでも提供できる商品として、東日本大震災で被災された福島県や宮城県の避難所、仮設住宅、自治体、現地で活動するNPOなどに1,000本を寄贈すると同時に、今後の災害時の視力確保の重要性の啓発を行い、防災に貢献する活動を継続的に展開中。 |
アドレンズ エマージェンシーのデザインについて | 「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること 災害時、緊急時にメガネやコンタクトレンズを失った方が、一時的に視力の確保が可能です。 左右視力が違う方にでも、一人だけでなく、他の方とも共有できます。 「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること 一時的に失った視力を、簡単に素早く自分にあった視力に調節することができるため、災害時、緊急時に生き残ってける、生活し続けていける、また視力を失って困っている方も助けることが可能です。 「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること 2枚のレンズ組み合わせて度数を調節できるメガネとして世界で、日本で初めて商品化され販売されています。 メガネの度数を自分で調節できる画期的なこの商品はこれからのメガネ市場を変えていける商材です。 「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること 災害時・緊急時の視力の確保がどなたにでも可能ですから、地震・津波など予期せぬ天災や火事や事故で視力を失う恐れに対処していける防災・減災対応商材として、家庭、企業、自治体や市町村で備蓄品として活用することができます。 |
ユーザー・社会に伝えたいこと | 防災備蓄品としての製品仕様。 誰でも使えるよう、フレームは1サイズ、1カラー、全4枚のレンズの素材はポリカーボネート、フレームもTR90の弾性に優れたナイロン樹脂で、衝撃に強く壊れないメガネです。 男女、年齢を問わず万人を対象としたシンプルなデザインと、2枚それぞれのレンズが左右に動く機能を細身のヘッドバーに埋め込みました。 鼻パッドは日本人の鼻の高さ、幅を調査したデータに基づきサイズを決めています。 |
どこで購入できるか、どこで見られるか | 全国の眼鏡店、百貨店、ホームセンター、家電量販店など |
アドレンズ エマージェンシーをもっと見る・購入 |
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オフィシャルサイト | http://adlensjapan.co.jp/product_emergensee/ |
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