南江堂第二ビル

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オフィス

商業・産業用途の建築物・空間

株式会社南江堂(東京都) 大成建設株式会社(東京都)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

構造的な合理性の追求を通じて、梁形をなくしたフレキシブルな空間を実現し、またオフィスの外周部を構造から解放することで自由なファサードを構成している点など、オフィスの原型的な美しさを完成度高く実現している点を高く評価した。

またこの自由なファサードが事業主のブランドイメージを暗示的に表現させるバランス感覚も優れている。

南江堂第二ビルの概要建築主が本を扱うことから、本箱のイメージを具現化しました。
柱型・梁型の出ないフラットプレート構造により、300mmのフラットスラブ間に構造体である壁柱・開口部を自由に配置できるシステムを構築しています。
階段、ELV等の納まるコア部分に水平力を負担させ、外壁を構成する壁柱は主に垂直荷重を負担することでこのシステムが成立しています。
室内に柱型・梁型が出ないため、事務室レイアウトのフレキシビリティを高め、スラブ下まで伸びる自然換気可能なハイサッシ・窓廻りの折上天井を利用した間接照明などにより、開放感あふれるすっきりとした執務空間を実現しています。
達成しようとした目標建築主である南江堂が本を扱われていることから、本がランダムに並ぶ本箱のイメージが隣地公園から伺える様に計画しました。
また、緑溢れる公園との関係性を考慮しながら、執務空間における快適性を追及すると同時に、事務所のフレキシビリティを高めることのできる、柱型が出ない構造形式を検討しました。
ディレクター大成建設株式会社一級建築士事務所 シニア・アーキテクト 高橋章夫
デザイナー大成建設株式会社一級建築士事務所 シニア・アーキテクト 花村明秀
南江堂第二ビルのデザインについて本箱のイメージを具現化すべく、新たな構造形式の構築を実現することができました。
従来の柱梁構造では表現することのできない、新しい可能性を持ったデザインを提案できたのではと考えております。
隣地が公園というロケーションを生かしながら、公園の雰囲気を身近に感じることのできる快適な執務空間を提供できたのではと考えております。
南江堂第二ビルはどのような使用者・利用者を想定したか主に書籍を扱う建築主の事務所として利用しています。
建物は公園側よりアプローチし、1Fには、エントランスホール・書庫等、2Fは事務室、5Fは会議室等として利用しています。
3,4Fはテナント事務所としてテナント貸しを想定しています。
南江堂第二ビルはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか西側隣地が公園であり、公園側からのプライバシーを確保すると同時に、自然換気により公園からの清々しい空気を事務所内に取り込むことができる建物を実現しています。
また、事務所空間として柱型の出ないことにより、自由度の高いプランニングが可能となっています。
その問題点に対し、どのように対応したか300mmのフラットスラブ間に壁柱・サッシを自由に配置できる構造により、柱を各階で同位置に設ける必要がなくなり、高い自由度を持った外観デザインが可能となりました。
また、壁柱による構造により、事務所有効面積が大きくなり、家具什器のレイアウトの自由度もあげることができました。
天井より高い開閉可能な開口部は、自然換気が可能となり、公園からの澄んだ空気や雰囲気を感じながら働くことも可能としました。
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オフィシャルサイト http://www.nankodo.co.jp

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