〇оの食卓

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アートプロジェクト

コミュニティ・地域社会のデザイン

クラフト・ワン株式会社 、公益財団法人熊本市美術文化振興財団

グッドデザイン賞

熊本地震のボランティア活動としても評価できるが、アートプロジェクトとしても非常に興味深い。

食は生活の根源であり、人が何を食べているのか知ることは、その人となりを知ることにつながる。

この展示では、震災後の家庭の食卓がどのようなものであったのか、記録すると同時に、そこには震災後とはいえ「温かな家庭」があり、それが精神的苦痛を支えていたという人間らしい営みが垣間見られる。

極めて意義のあるプロジェクトとして評価した。

〇о(マルオ)の食卓の概要平成28年熊本地震で、多くの家庭の器が割れたことをきっかけに、熊本市現代美術館で実施されたアートプロジェクト型の展覧会。
天草在住の若手陶芸家・丸尾三兄弟が、来場者に1人1枚、自作の器を無料配布するのと交換に、参加者には各自の食卓の写真を撮って送ってもらい、エピソードとともに展示した。
約2か月の会期中、500枚の器を配布し、300枚以上の写真が返送された。
地震後の世界を生きる、市井の人々の何気ないが確かな食卓の風景は、来場する多くの人々の心を打った。
〇о(マルオ)の食卓の製品仕様国指定の伝統的工芸品「天草陶磁器」の代表的窯元・丸尾焼の息子3人が各自の新作の器を無料配布する代わりに、その器を使用した食卓の写真を返送してもらい展示するプロジェクト。
配布及び展示場所/熊本市現代美術館ギャラリーⅢ(130㎡ 入場・参加無料)配布した器/500点(飯椀、平皿、鉢、コーヒーカップ、湯飲み等) 素材・技法/1点ずつ轆轤による成形。
黒、モスグリーン、乳白、透明等の釉薬を使用し焼成。
プロデューサー熊本市現代美術館 教育事業班 坂本顕子
ディレクター丸尾焼 金澤佑哉、金澤宏紀、金澤尚宜+熊本市現代美術館 教育事業班 坂本顕子
デザイナー丸尾焼 金澤佑哉、金澤宏紀、金澤尚宜+日比野克彦+石井克昌+錦戸俊康+長島裕介+平井印房+丸尾女子+プロジェクトに参加して下さったすべての皆さん
〇о(マルオ)の食卓のデザインについて1枚の器を通して、熊本地震後の人々の食卓に、明るさや活気をとりもどしていくためのデザイン。
ユーザー・社会に伝えたいこと平成28年4月14日、16日に起こった熊本地震は人々の生活に大きな被害をもたらし、家庭内の多くの器が割れ、人々は避難所で紙皿などを使って食事をとっていた。
それを見た丸尾三兄弟は、陶芸家としての自分たちに出来る支援、デザインの形として、「自作の器を来場者に無料でプレゼントする代わりに、それぞれの地震後の食卓を写真に撮り、エピソードとともに送ってもらって展示する」というプロジェクトを発案した。
地震前は当たり前であった「季節のものを、お気に入りの器や、テーブルコーディネートで、好きな人たちと食べる」という日常の有難さを、私たちは災害を通して実感したが、本プロジェクトには「その日常を、1日も早く皆で取り戻そう」という思いがこめられている。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項僕達はいつもどこかの誰かの食卓の為に器を作っている。
ショップや展示会で実際に使ってくれる方々とお会いすることもある。
けれど、一体それがどういう風に使われているかを僕らは知らない。
どこかでそれを見てみたいという漠然とした想いはあった。
そこに起こった熊本地震。
その復旧活動で、たくさんの割れた器を見た。
その時「お金は要らないから生活の為の器を皆に配りたい」という気持ちが芽生えた。
「お金は要らない」「お金払う代わりに何なら出来るかな?」「写真なら誰でも撮れるよね」 「会場から器が消えて、誰かのどこかの食卓の写真が会場を埋め尽くしたら…」 ギブアンドテイクの相互関係で震災から3ヶ月後のリアルな生活が見えるはずと制作にあたった。
どこで購入できるか、どこで見られるか丸尾焼、熊本市現代美術館、丸尾焼、熊本市現代美術館
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オフィシャルサイト http://maruonosyokutaku.hatenablog.com/

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