住宅×ICT

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住宅建設プロセスの共通座標情報管理・検査

ビジネスモデルのデザイン

E-パイルネットワーク有限責任事業組合 、江間忠ウッドベース株式会社 、千代田機電株式会社

グッドデザイン賞

様々な分野でICTの導入が検討され、情報化による新しい価値の創造が産み出されている。

人生の中で高額な買い物である住宅についても、これまで以上に価値が求められる。

住宅の価値をICTで実現した具体例として秀逸である。

住宅に対してセンサーや太陽電池などの付属的な価値ではなく、住宅が持つべき核となる価値をICTで実現している。

設計から施工、更には維持まで、住宅のライフサイクルにおける精度保証、強度保証へとつなげ、ライフサイクル全般の安心の創出を実現している。

情報による本質的な価値の向上例として評価したい。

住宅×ICTの概要これまで、建物が完成するプロセスとして①土地形状の決定②地盤対応③基礎施工 ④躯体設置まで、段階ごとに目的物を完成させても、共通座標軸により位置決定されなければ、最終段階の建物として段階ごとにズレが生じると「強度的」「美観的」不具合となります。
そこで、ズレの原因となる人的管理の限界点にフォーカスし測量機を住宅ICT機器と位置付けた共通座標管理・検査方法を住宅に導入することでICT機器による建物建設プロセスが構築されます。
そして、「住宅×ICT」は建物建設プロセスに留まらず、建物維持プロセスに新たなシステムが構築され、住宅に「新しい価値」を提供して行きます。
住宅×ICTの製品仕様国内建築事業者向けビジネスモデル(総事業費1,680万円)
プロデューサーE-パイルネットワーク有限責任事業組合 代表理事 杉浦謙一
ディレクター千代田機電株式会社 工事部次長 鳥竹一大 +江間忠ウッドベース株式会社 取締役社長 中野喜隆
デザイナーEPN LLP 事務局長 前川敦宏
住宅×ICTのデザインについて住宅×ICTは、住宅施工の見えない部分を見えない線で結んで「見える化」します。
ユーザー・社会に伝えたいことディレクター鳥竹は、土木分野で進められている建設ICT技術で、建設機械を自動制御し道路等の施工を行う事業を推進していました。
プロデューサー杉浦は、熟練工で対応される住宅建設プロセスには様々な施工クレームが内在し、見えない部分の施工が住宅分野のアキレス腱となっている現状を踏まえ建設ICTを住宅に取り入れられないか?と考え①土地形状の3D確定 ②地盤補強施工位置の決定 ③基礎検査による施工結果の確立までのプロセスについて共通座標軸で対応する「住宅×ICT」プロジェクトを立上げました。
ディレクター中野は、基礎施工の精度向上が実現するならば建物躯体の設置精度も向上するとして、躯体配置までのプロセスを科学的な手法で行う本プロジェクトに参加し、3社がコラボレーションして住宅建設の躯体部分までの「見える化」を導入する、住宅×ICTプロジェクトが進められました。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項近年様々な分野でICTの活用が盛んになり、住宅業界にもICTの波が押寄せています。
ICTを活用した住宅設備は各種ありますが、住宅建設時にICTを活用している事例は 我々のモデルの他には少数と考えます。
測量機を「住宅ICT」として活用によることで共通座標点を構成し、見えない部分に「美」と「力強さ」を織り交ぜた住宅建設を実現するため、「土地」「地盤」「基礎」「躯体」を結んで行く「見えない線」を作り上げることが重要です。
外観デザインと躯体の見えない線が融合することで、素晴らしい建物が作り上げられるスキームを構築できるよう、住宅の検査・管理にICTを活用して、住宅の見えない部分を「見える化」し、木造建築物の維持のプロセスに、「新しい価値」を 提供するビジネスモデルをデザイナーとして、住宅分野に新たな息吹きを吹き込んで 行こうと考えております。
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