西参道テラス

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集合住宅

住宅や住宅設備

株式会社石川素樹建築設計事務所

グッドデザイン賞

小さなスケールの集合体によって、穏やかな街並みを形成している集合住宅である。

プランは単純でありながら、それらの自在な組み合わせによって多様な場をつくり、また専有庭も贅沢につくることで、都市部とは思えないほどの豊かな暮らしが展開できる住まいとなっている。

杉のルーバーも美しく、生活のプライバシーを守りながらも街に彩りを与えている。

西参道テラスの概要都心に程近く大ぶりな集合住宅が並ぶ環境における、スケールを抑えた3階建て戸建住宅ボリュームを4棟連ねた分棟長屋形式の集合住宅。
単純な矩形平面と入り組んだ立体構成により、平面プランを転回させる簡素な操作で共有部からの動線や各戸間の視線のコントロールを可能としつつ、適度に距離を置いた分棟同士を結びつける緑豊かな共有部と、格子越しの美しい光が空間に広がりをもたらす専有庭を設けることで、戸建住宅と遜色ない暮らしができることを求めた。
都市の集合住宅群の中において、年月とともに褪色する杉の表情や抑制されたプロポーションにより、刻々と変化する街並みに溶け込みながらも有機的にあり続けることを期待している。
西参道テラスの製品仕様構造:鉄筋コンクリート造、木造敷地面積:353.11㎡建築面積:208.25㎡延床面積:481.06㎡ 防火地域種別:準防火地域耐火種別:準耐火建築物階数:地上3階
プロデューサー株式会社石川素樹建築設計事務所 代表取締役 石川素樹
ディレクター株式会社石川素樹建築設計事務所 代表取締役 石川素樹
デザイナー株式会社石川素樹建築設計事務所 代表取締役 石川素樹
西参道テラスのデザインについて戸建住宅と遜色ない暮らしができる3階建て戸建住宅ボリュームを4棟連ねた分棟長屋形式の集合住宅
ユーザー・社会に伝えたいこと大ぶりなスケール感の集合住宅が立ち並ぶ都心の住宅街という敷地において、収益性を特化すべく容積を最大まで使い切ったかのような集合住宅群は、そのボリュームに対する圧迫感や外部の少なさから街並みに貢献しているとは言いがたい状況であった。
これらの集合住宅群は、密集し向き合っているので開口部から良好な景観を確保しにくく、室同士に日照の差異が生まれ、少子化進行とも相まって、空室率の増加に伴う持続性の低下が起きうると考えられた。
そこで、集合住宅が故の豊かな共有外部と良好な管理体制に、戸建住宅のプライバシーの高さと開放的な専有外部を兼ね備えさせることで、壁床を共有しバルコニー程度の外部を持つ既存の集合住宅群との差別化に加え、意匠・構造・設備の操作により工事費の低減と簡便なメンテナンス性を図り、継続的な高い収益性を確保しながらも、時と共に変わりゆく街並みに対し良好な景観形成を持続していける計画とした。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項相続や投資といった様々な理由から集合住宅が乱立する現在、これらの多くが工事費を抑え回転率を上げリスクを回避といった収益性と建築の性能面を高めることでの持続性にとらわれ、街並みといった変化する環境の時間軸に対する意識の希薄さが感じられる。
本計画は、セットバックし分棟化することで少ない操作で構造・設備共にその性能を充足させメンテナンスを容易なものとしつつ、敷地環境本来のスケール感とすることで街並みに配慮した。
一棟でも部分でも賃貸借が可能な対応力のあるプランにより収益性を確保し、増減築や土地分筆の容易さも視野に入れることで将来に渡る変化にも適応できるようにしている。
時の流れと共に住み手の価値観も住まい方も多様な広がりを見せる中、建築・事業双方の持続性において、時間軸に重きを置き変わりゆく住まい方や街並みにも適応できるものをつくり出すべきだと考えている。
どこで購入できるか、どこで見られるか株式会社石川素樹建築設計事務所、株式会社石川素樹建築設計事務所
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オフィシャルサイト http://www.motokiishikawa.com/

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