DPN-36346
2008年度 グッドデザイン賞 受賞
無垢のガラスのソケットに電球という普遍的なデザインの照明だが、普遍は不変ではなく、普通は平均ではない、バランスの良さと質の高さを評価する。
DPN-36346の概要 | 無垢のガラスから削り出してつくった透明なガラスのソケットと、電球を組み合わせたシンプルなペンダント照明。 これまでは多くの器具が、ソケットを隠してカバーリングし、ペンダントの笠のデザインのバリエーションで美しさを表現していた。 そういった飾りを排除し、あかりに必要なソケットと、電球だけの組み合わせによるシンプルで美しい器具としている。 点灯時にはローソクのようにあかりだけが空間に浮かび上がり、消灯時には内部の構造が透けて見え、昼間でも美しい。 |
達成しようとした目標 | 「空間に必要なのはあかりであって照明器具ではない」と著名な建築家が言われているように,ローソクのあかりのようなシンプルで美しいあかりを目指した。 又,「そのままが一番美しい」という日本人の美意識を,照明器具としてかたちにした。 |
プロデューサー | 大光電機株式会社 PLCT(プラクト) |
ディレクター | 副部長 金辻信之 |
デザイナー | 神家昭雄 |
DPN-36346のデザインについて | 空間に本当に必要なのはあかりだけなのに、既存の照明器具はかたちをデザインすることを重要に考えてきた感がある。 照明の基本に立ち帰ったローソクのようなあかりだけで,空間に浮かび上がるシンプルな器具が必要だと考えた。 又,照明器具は点灯時だけでなく、消灯時にも邪魔にならず美しいことが必要だと考えている。 |
DPN-36346はどのような使用者・利用者を想定したか | 住宅や店舗などの商業施設の照明。 |
DPN-36346はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか | 装飾を排した透明なガラスのソケットの美しさと、あかりだけが空間に浮かんで見えるシンプルな美しさを提供した。 |
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点 | 製造に関わるエネルギーを少なくすることと、シンプルな美しさを両立させること。 |
その問題点に対し、どのように対応したか | 部品の数を少なくすることで,シンプルでより美しいものが出来ると考えた。 又、電球と電球型蛍光灯のどちらでも使用可能とした。 |
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オフィシャルサイト | http://www.ligting-daiko.co.jp |
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