遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業

このエントリーをはてなブックマークに追加

※画像をクリックすることで、大きな画像を見れます。

遊休資産となった社宅の再生転貸事業

ビジネスモデルのデザイン

三菱地所レジデンス株式会社

グッドデザイン賞

かつて社宅は企業の魅力を象徴する重要な役割を担っていた.しかしながら,老朽化に伴い社宅はコストセンターになってしまった.遊休資産を稼働資産へ変換するという課題を解決すべく,企業や入居者の要望が分析,整理され,第三者が参入することで課題が綺麗に解決出来ることを具体的に示しており,大変に興味深いデザインとなっている.本提案は昨年(2015年)受賞した「築古ビルのリノベーション転貸事業」のスキームを社宅に転用した例であるが,ステイクホルダーの二者では解決できない課題を三者で考えることによって解決出来る具体例が示され,本スキームの他分野への展開を期待したい.

遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業の概要役目を終えた企業の社宅を、現在の住宅ニーズに合わせて再構築する事業モデル。
本事業では、企業が遊休資産として保有する社宅を当社が10年程度マスターリースし当社負担でリノベーション工事を実施後に転貸。
転貸差益にて投資回収を行った後、企業宛に返還。
企業は最小限の投資リスクで遊休資産を稼働資産へと再生が可能となる。
「収益を生まず保有コストがかかる一方で、再生を図る手法が見つからない」という企業の課題に対する新たな解決策となり、入居者は立地や建物のポテンシャルを活かした住空間を相場より安価に借りられる。
社宅再生により企業、入居者、当社の3者がそれぞれメリットを享受するものとして本事業を展開する。
遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業の製品仕様社宅リノベーションの第一号物件 ザ・パークレックス 東陽町 RC造・地下1階地上5階建
プロデューサー三菱地所レジデンス株式会社 Reビル事業室長 鶴見弘一
ディレクター三菱地所レジデンス株式会社 Reビル事業室 熊谷彰宏
デザイナー三菱地所レジデンス株式会社 Reビル事業室 河賢男
遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業の開発・企画について福利厚生施設としての役目を終え、維持・管理の手間やコストに悩む社宅を、企業は最小限のリスクで安定した収益源へと再生が可能となり、保有資産としての価値再生が図れるがことは、遊休資産の有効活用の一つの方策となる。
また、社宅特有の住空間・立地の潜在力をリノベーションによってリバリューし、賃貸物件として広く一般に開放することで、新たな入居者による地域活性化、都市環境の向上に繋がるものだと考える。
遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業のデザインについて企業、入居者、当社の3者の便益を追求しつつ、社宅を収益資産へと再構築する事業モデル
ユーザー・社会に伝えたいこと昨今、企業や社会を取り巻く環境の変化、建物の老朽化等で役目を終えた社宅が多く見受けられが、継続的な保有にはコストや手間がかかり、企業にとって大きな課題となっているのが実情である。
このような遊休資産の再生は、企業のアセットマネジメントにおいて重要な要素であり、こうした課題の解決は、今後の都市環境における意義も大きく、信頼性が高く経済的な社宅の再生・有効活用の手法が必要であると考えた。
遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか本事業モデルを成立させるため、以下の取り組みを行った。
①企業の負担を極力なくすマスターリース方式の採用、 ②社宅の潜在力を活かした本質的な資産価値の再生 。
①については改修工事費の当社負担、空室保証型のマスターリース、再生した状態での返還といった企業の負担を限りなくゼロにする事業モデルを構築。
役目を終えた社宅の再活用に悩む企業だけでなく、昨今の工事費高騰により建て替ができない企業に対しても、有効な暫定利用策として評価されている。
②については「家族と共に成長する住まい」をコンセプトに社宅ならではのゆとりある空間を活かし、一坪農園やDIY工房など、一般賃貸住宅にはないコミュニケーション形成の場を設えた。
また、既存設備を極力活かすことで、過剰な工事費抑制と使用価値向上による資産価値再生に成功し、入居者からは希少性・デザイン性の高い空間が相場より安価で借りられる点が好評価を得ている。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項福利厚生制度見直しや老朽化等に伴い運用を終えた社宅は、保有する企業にとって負担となっている。
このような遊休資産の価値再生・有効利用は入居者の選択肢を増やし、新たな人の流入による周辺地域の活性化や、今後の都市環境に大きな意義を持っている。
企業の資金負担の軽減と当社の投資回収を両立させる事業モデルを構築することで、今後の継続的な社宅の再生事業を可能とし、調和のとれた都市環境を造りたいと考えている。
どこで購入できるか、どこで見られるか江東区千石2丁目、東京R不動産WEBサイト(ザ・パークレックス 東陽町/余白をたくさん散りばめた集合住宅)
遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業をもっと見る・購入 楽天市場で遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業を探す

amazonで遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業を探す

Yahoo!ショッピングで遊休資産となった社宅のリノベーションによる再生転貸事業を探す
オフィシャルサイト http://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=12571

関連するグッドデザイン

著作権利者:(C)JIDPO GOOD DESIGN AWARD [ G-Mark Library ]

カテゴリーメニュー
ビジネスモデルのデザインの人気グッドデザイン