いきものコンシェルジュ

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アプリケーション

デザインによる研究・開発

大成建設株式会社

グッドデザイン賞

開発と自然、特に多様な生きものの生態系と経済活動は、21世紀においては常に高いバランスが求められる。

しかしながら、個々の開発の現場で、法的規制を合致するか否かを超えての議論は起こりにくい。

この魅力的なアプリケーションは、開発後の生物多様性の可能性をシミュレートするものである。

クライアントと開発請負側両者の会話促進ツールでもあり、自然保護への啓発といった高い理念を開発プロセスに浸透させようとする挑戦的取り組みである。

いきものコンシェルジュの概要生物多様性に配慮した施設計画を行うためのツール。
一般的には成果の見えにくい「生物多様性に配慮した緑地や水辺を創造することによって得られる効果」を、訪れる生き物、即ち、鳥・蝶・トンボの飛来確率を予測し可視化する。
施設計画の初期段階で生物多様性を高めることができ、最適な施設計画が可能となる。
クライアントと会話しながら、ipadのアプリに入力し、短時間で、公園や建物の緑地・水辺計画のケーススタディができる。
いきものコンシェルジュの製品仕様iPad用アプリケーション 動作環境:iOS8
プロデューサー大成建設株式会社 環境本部 嶋村和行
ディレクター大成建設株式会社 環境本部 環境計画部 御器谷良一、埴田直子
デザイナー大成建設株式会社 環境本部 環境計画部 内池智広、渡邉千佳子
いきものコンシェルジュの開発・企画について「生物多様性」が重要であることは明らかでも、それに対する配慮があまり進まない理由の一つとして、「生物多様性」に対するわかりにくさ、対策効果の見えにくさ、親しみにくさがある。
生物多様な社会の実現に向け、このツールを活用することによって、生物多様性を身近に感じてもらうこと、より豊かな緑地・水辺の創造を推進することを目指し、開発を実施した。
いきものコンシェルジュのデザインについて「生物多様性を身近に感じてもらう」こと。
「簡単な入力で短時間にわかりやすい結果」が得られること。
ユーザー・社会に伝えたいこと2010年に名古屋で開催された第10回生物多様性条約締約国会議以降、様々な場面において生物多様性に対する配慮が求められており、施設の建設においても、多様ないきものが訪れる環境に対するニーズが高まっている。
そこで、生物多様性に対してどのように配慮することが良いのか、また効果的なのかを、クライアントに提供する必要性が増している。
いきものコンシェルジュはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか「①内容のわかりやすさ」 生物多様性というわかりにくいテーマに対し、鳥・蝶・トンボという身近ないきものを指標とし、数多くの種別データベースの中から、計画内容によってどのいきものが「来る」or「来ない」というシンプルな形で表現した。
「②入力の簡単さ」 イメージ写真などの画像を添えた簡単な選択項目設定により、専門的な知識がない人でも簡単に入力できるフォームとした。
「③短時間で評価ができる」 iPadのアプリとすることで、クライアントとの会話の中でリアルタイムに評価ができるツールとした。
「④比較ができる」 更に生物多様性の高い緑地・水辺へと誘導するよう、複数案の比較、ケーススタディを可能とした。
「⑤興味をもたせる」 ミニ図鑑機能など、いきものに興味を持ってもらうための付加機能を設けた。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項楽しみながらツールを使用することを通じて、わかりにくい「生物多様性」というものが実は身近なものであること、施設の緑地・水辺でも生物多様性を高められることをクライアントに認知させ、生物多様性への興味を持ってもらいたい。
施設計画に活かすことで、生物多様な社会の実現に貢献できることを願っている。
どこで購入できるか、どこで見られるか大成建設株式会社環境本部
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オフィシャルサイト http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2013/1353289048299.html

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