菊池眼科

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クリニック

公共用途の建築物・空間

株式会社松山建築設計室

グッドデザイン賞

東日本大震災を経て、様々な意味で過酷な状況に置かれている福島において、地域の診療拠点となるべく開放的につくられた眼科医院である。

従来病院は、待つことが当たり前であり、またその環境も決して快適とは言えないものが多々あったが、ここでは待合室が街に開かれ、ぼんやり風景を眺めるだけでも快適な空間になっている。

このような医療施設のあり方は、震災後の地域拠点として、また医療空間としても貴重な場になっていくことが期待できる。

菊池眼科の概要菊池眼科は1階に外来部門とコンタクト、2階に手術部門と管理部門を配置し、眼科診療の機能的平面を構築しながら直方体の建築で構成されています。
1階の待合ホールと2階のラウンジは、大きな開口部によって都市に開かれた構造となっており、菊池眼科の理念であります開かれた医療と建築表現が同じ意味を持つ事を意図しています。
市場の状況を踏まえ、シンプルな箱型の構造形式によってこの建築の骨格が決めておりますが、工事は人手や資材不足によって過酷な道程を歩み、何度も挫折を経験しながらも実現に至りましたのは、工事に関わった福島の方々の強い意志と情熱によるものです。
菊池眼科の製品仕様構造:鉄筋コンクリート造 敷地面積:1487.56㎡ 建築面積:476.26㎡ 延床面積:831.68㎡ 階数:2階建て
プロデューサー株式会社松山建築設計室
デザイナー株式会社松山建築設計室 松山将勝
菊池眼科の開発・企画について市場経済の合理性を考えますとどうしても既製のものに頼りがちになります。
その地域に根ざすことの一つの方法として、既製のものに置き換えられるものを、あえて手のかかる技法を用い、その地域の人がたずさわることにより、その事物に対する誇りが、小さなところからもその地域の誇りへと繋がり、復興の象徴となっていくものと信じています。
菊池眼科のデザインについて建築の骨格はたくましくありたいと願い、職人の痕跡が残るどっしりとした力強さを持った建築です。
ユーザー・社会に伝えたいこと建築を思考する時、時代のは見過ごす事のできない要素です。
菊池眼科は2011年3月11日に起きたあの大きな出来事の最中にいました。
開業準備をされていた院長は、その目的すら見失う程の衝撃とこの状況下で開業を決断していいものかと自問自答の日々だったそうです。
それから約一年後、福島が厳しい状況にさらされているからこそ地域医療として最高の医療を提供したいと決断され計画はスタートしています。
菊池眼科はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか震災後の東北地方では建築復興バブルが起き、あらゆる人材が東北地方に集まり復興を支えようとしていました。
その結果、皮肉にも復興バブルが起き、建築費高騰など建築復興を志すには市場としては厳しい状況になっています。
その最中このプロジェクトは始動し、煽り受けることとなります。
市場の状況を踏まえ、建築コストを抑えるためにも、施工性の良いシンプルな箱型の構造形式をとり、強い木目の表情が出せる本実型枠材を採用し、既製品でない現場一品の職人の痕跡を残こすことで、復興のシンボルの一つとしての力強さ、たくましさを表現しています。
敷地は大きな幹線道路に面しており、周囲の多くの建物は道路沿いに建物を配置している環境の中、道路に対し建物を一歩奥に配置することと併せて、大きな開口部を取ることにより、都市に開かれたクリニックとして計画しています。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項市場経済の合理性を考えるとどうしても既製のものに頼りがちになります。
その地域に根ざすことの一つの方法として、既製のものに置き換えられるものを、あえて手のかかる技法を用い、その地域の人がたずさわることにより、その事物に対する誇りが、小さなところからもその地域の誇りへと繋がり、復興の象徴となっていくものと信じています。
どこで購入できるか、どこで見られるか株式会社 松山建築設計室、菊池眼科
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オフィシャルサイト http://www.matsuyama-a.co.jp/

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