阿倍野歩道橋

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歩道橋

公共用途の建築物・空間

大阪市 、株式会社昭和設計 、中央復建コンサルタンツ株式会社

グッドデザイン賞

この新しい歩道橋は道路の拡幅、道路構造令に適した高さ、歩道橋内の段差解消の要求から生まれた。

立体的な膜構造の屋根が近隣の環境とマッチして不思議な存在感を示している。

阿倍野歩道橋の概要阿倍野歩道橋は、一日80万人の乗降客で賑わう大阪JR天王寺駅前の交差道路上に架かり、街の中心部を繋ぐ重要な歩行者施設です。
曲線トラス桁が歩道空間を包み込む特徴的な構造とすることで、ロングスパンの支持という地理的条件に応えながら利用者が行きたい場所をスムーズに結び、歩を進めるごとに変化する街の風景や立体空間を体感しながら「歩くことを楽しめる」歩道橋となっています。
阿倍野(abeno)の頭文字として広く認知され、始まりの文字である「a」を描き出すこの歩道橋は、街が始まり、一日が始まる出発点となり、また、ここを目指して人々が集まり・動き・何かが生まれる、活動の起点を形としてデザインしたものです。
阿倍野歩道橋の製品仕様建築面積:1414㎡ /橋長:197m /有効幅員:3.5〜7.0m/構造形式(上部構造):鋼単純鋼床版トラス桁、鋼2径間連続鋼床版トラス桁、鋼3径間連続鋼床版トラス桁/構造形式(下部構造):鋼製橋脚(鋼管杭)、鋼製ラーメン橋脚(場所打ち杭)/屋根:四フッ化エチレン樹脂コーティング膜 酸化チタン光触媒粒子塗装/床:花崗岩
プロデューサー大阪市建設局
ディレクター中央復建コンサルタンツ株式会社 坪村健二 +株式会社昭和設計 高津章雄
デザイナー株式会社昭和設計 建築設計部 久保岳、大西恵美子/設備設計部 三木正行 +中央復建コンサルタンツ株式会社 橋梁グループ 森彩、神原康樹
阿倍野歩道橋の開発・企画について様々に高さや角度を変える構造体と屋根によって変化に富むシークエンスや立体空間を生み出し、歩くことの楽しさを体感できます。
また、高層化が進む都市の中で、領域化された中間的スケールの「歩行者の場所」を創ることにより、街の居心地を向上し人々のアクティビティを誘発します。
歩行空間と構造体が一体となる特徴的な造形は、アクティビティの場を可視化し、人と都市の親密度が高い魅力的な街の形成を促します。
阿倍野歩道橋のデザインについて移動手段に留まらない魅力を「用・強・美が互換し合うデザイン」で具現化し、活動の起点となる歩道橋を創る
阿倍野歩道橋はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか通行量の多い、天王寺駅・あべのハルカス・再開発地区を結ぶ歩行者動線を極力短縮し、増加する交通量に対応する歩道幅員を検討する中で、物事の始まりを表す「a」の平面形状を導き出しました。
構造設計では3次元立体解析を駆使して検討を行い、全ての荷重条件で引張となる箇所を鋼棒、圧縮となる箇所は発生する断面力に応じた太さの鋼管とすることにより、様々な桁高さとランダムな太さの斜材で構成された、変化に富む立体空間を実現しています。
屋根材には、光を透過・反射し、また材料内部の乱反射によって素材面が明るくなる「膜材」を採用し、夜間は歩道面と軒面をライティングする計画としました。
一日を通して実用的な照度と明るさ感が得られ、夜には暖かな光を帯びた「街のあかり」として交差点に浮かび上がります。
阿倍野の頭文字でもある「a」を描く歩道橋が、アクティビティや街の起点となり、地域に根差していくことを期待しています。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項賑わいのある都市では、人々が街の魅力を楽しむと同時に、街を楽しむ人々の活動が可視化されて賑わいを生み出すというインタラクティブな関係が成立しています。
阿倍野歩道橋は、その特徴的な形態により、歩くことを楽しめる空間と居心地良く過ごせる都市環境の創出を目指しました。
「道」を造る上で、人を主役にした場づくりを大切にすることにより、人々の活動が見える魅力的な都市の形成に寄与できると考えています。
どこで購入できるか、どこで見られるか大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目
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オフィシャルサイト http://www.city.osaka.lg.jp/index.html

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