おうとくケアセンター

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高齢者施設

公共用途の建築物・空間

山本嘉寛建蓄設計事務所 、高橋慎介 、医療法人応篤会

グッドデザイン賞

築40年のオフィスビルを合法化しながら高齢者施設へコンバージョンした建築。

雁行させた増築と軒のカットでボリュームとシルエットを更新、建物の印象を大きく変えることに成功している。

一見地味だが、ローコストな改修という条件のなか、とても丁寧に練られた計画とデザインであることが評価された。

おうとくケアセンターの概要老人短期入所施設(ショートステイ)は需要が大きいものの単体では運営が難しいため全国的に施設数が不足している。
今回は建築家とビルのオーナー、医療法人が連携して、新築ではなく古ビルを改修・増築することで建設費を低減、近接する病院が運営母体となることで経営の効率化を計り、従来より大幅にスリムな事業計画を練ることで実現することが出来た。
かつては廃墟同然だった古ビルがコンバージョンによって再生し、地域医療の拠点として多くの利用者に活用されている。
おうとくケアセンターの製品仕様鉄骨造3階建、延床741.36m2
デザイナー山本嘉寛
おうとくケアセンターの開発・企画について我が国では築浅の建物であっても「面倒」という名の元に建替えの対象となる。
しかし丁寧に設計と運営企画を練る事で今日的ニーズや性能を有した建築へとローコストに更新することは十分可能である。
おうとくケアセンターのデザインについて既存再利用で建設費を圧縮し、近隣の病院が運営して効率化。
供給不足が続くショートステイ施設を実現する。
おうとくケアセンターはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか既存部と増築部を雁行配置しエキスパンション・ジョイントで接続することで、建築基準法・介護保険法に定める基準を全てクリアし、かつ前面道路側に駐車スペース、奥まった部分に中庭を確保したプランを実現することが出来た。
居室の採光条件をクリアさせるために既存外壁の最上部を切妻型にカットし、そのまま大きな蔵が2つ並んでいるような外観として、若草山から見える景観の中で落ち着いた佇まいを見せている。
内部は無垢フローリングやAEPの壁・天井、アッシュ天板のキッチン、木製建具、檜風呂など使用感は残るが古びることで味わいが生まれる素材を積極的に採用し、人に優しい温かみのある内部空間を形成することが出来た。
環境性能にも最大限配慮し、サッシ・外壁の高断熱化や高効率設備の導入、太陽光・太陽熱利用を行っている。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項古い建物のコンバージョンは、我が国では法律のハードルが高くまだまだ一般的ではない。
しかし建物の老朽化や、社会構造の変化に応じて意匠・構造・設備の更新を行い、建物ストックを有効活用していく事は我が国の建設業にとって極めて大きな課題であり、今後も引き続き取り組んでいきたい。
どこで購入できるか、どこで見られるかおうとくケアセンター、おうとくケアセンターホームページ、山本嘉寛建蓄設計事務所ホームページ
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オフィシャルサイト http://yyaa.jp/02works/b03occ/index.htm

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