松崎幼稚園講堂

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講堂

公共用途の建築物・空間

学校法人脇学園 松崎幼稚園 、株式会社青木茂建築工房

グッドデザイン賞

水平線を強調した大屋根と子供たちが屋上広場へ登っていくジャングルジムがユニークな幼稚園の体育館である。

ジャングルジムは大屋根を支える構造体でもある。

健全に運動することが目的である施設であるため、子供たちが競って屋根に登る様子が象徴的である。

子供にとっては階段では味わえない征服感が得られるのだ。

松崎幼稚園講堂の概要幼稚園型の認定こども園の講堂新築計画。
幼稚園【kindergarten】の語源はドイツ語で【こどもの庭】の意味だが、対象こども園は自然から学ぶことを非常に大切にしている。
こども園は計画敷地から車で15分の所に約10,000坪の田園・畑・川・森のある里山を所有している。
里山で実践している保育を市街地の園庭にも取り入れるため、里山から樹木を移植し、小川、築山を設けた自然と触れ合える「あそびの森」という園庭を設けている。
本計画はそのすぐ隣に建てられる講堂の新築計画である。
講堂を建てることでこども達の遊べる空間が園庭全体に広がり、「あそびの森」が拡張し園全体が【こどもの庭】となることを目指した。
松崎幼稚園講堂の製品仕様敷地面積 3,428.08㎡ 建築面積 330.48㎡ 延床面積 296.41㎡(89.66坪) 建蔽率 27.16%(許容:60%) 容積率 38.69%(許容:200%) 階数 地上1階 最高高 4,250mm 軒高 3,800mm 階高 1階:3,800mm 天井高 1階:3,000mm
プロデューサー学校法人脇学園 松崎幼稚園 理事長 脇正典
ディレクター株式会社青木茂建築工房 代表取締役 青木茂
デザイナー株式会社青木茂建築工房 代表取締役 青木茂
松崎幼稚園講堂の開発・企画について対象敷地周辺は住宅に囲まれている安全な敷地で、広い園庭はあるものの自然に触れ合える機会が少ないことが悩みの種だった。
近年敷地内の整備を行い、近隣の里山からの植樹、築山、小川を設けるなど、その改善に努めていた。
その整備事業の肝要な部分が講堂の新築計画であり、講堂と園庭を緩やかに繋げる (園庭を講堂に取り込むこと、講堂内部 を園庭に開くこと)計画とした。
松崎幼稚園講堂のデザインについて自然と触れ合う園庭「あそびの森」を拡張し、こどもの新たな遊びの場となる講堂の新築計画。
松崎幼稚園講堂はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか本計画では大きな屋根の下に、屋外デッキを介して4つのボリュームが配置されている。
各ボリュームは講堂、こどもトイレ、大人トイレ、遊具とそれぞれ異なる機能と屋根を支えるという共通の機能を持っている。
遊具であるジャングルジムも例外ではなく、座屈解析を行い、偏荷重に対しても対応可能な耐震性を持たせている。
屋根を支える構造体として内部空間である講堂やトイレ、外部空間で あるジャングルジムを、半屋外空間であるデッキテラスを介して繋げることで 内外を混在させた建物とすることを提案している。
それぞれの部屋からワンクッションおいて別の領域に移動することにより、内外の境界を 曖昧にすることを試みた。
講堂に設けた大きな全開口の建具は、外部デッキと室内の床、軒下・室内の天井をそれぞれ同じレベルとすることで、開放時に内外の一体感をより強める計画としている。
ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項「あそびの森」を拡張する仕掛けに屋上への動線となるジャングルジムがある。
バリアフリーが重要視される中あえて「挑戦」しなければ行けない場所をつくることで、諦めず挑戦し達成できた喜びや出来なかった悔しさ、友達を応援する気持ちなど様々な感情を体験する。
今後、屋上への新たな動線として滑り台や階段を設け、より高い回遊性を持たせる計画である。
講堂での体験がこどもの豊かな感情を育てる一端を担えればと考えている。
どこで購入できるか、どこで見られるか山口県防府市天神2丁目5−22、青木茂建築工房ホームページ、松崎幼稚園ホームページ
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オフィシャルサイト http://aokou.jp/works/architecture/post_30/

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