阪急不動産が分譲するマンション「ジオ」の入居者と行なう廃油回収活動と阪急バスによるバイオディーゼルバスの運行

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エコ活動システム

社会基盤・プラットフォームのデザイン

阪急不動産株式会社 (大阪府)阪急バス株式会社 (大阪府)

グッドデザイン賞

マンション内に設置する回収BOXで家庭から出る使用済み天ぷら油(植物油)を回収し、それらをバイオディーゼル燃料にリサイクルして、路線バスの燃料に利用するカーボンニュートラルな取り組みである。

使用済み天ぷら油を回収するだけに終わらず、馴染みのある地元を走るバスの燃料として利用することで、より身近に活動の貢献を実感できるようにし、回収への参加意欲や環境配慮行動への意識を高めている点が評価できる。

阪急不動産が分譲するマンション「ジオ」の入居者と行なう廃油回収活動(Geo Fit +eco)と阪急バスによるバイオディーゼルバスの運行の概要阪急不動産が分譲するマンション「ジオ」の入居者にご協力を仰ぎ、マンション内に設置する回収BOXで家庭から出る使用済み天ぷら油(植物油)を回収。
それらをバイオディーゼル燃料にリサイクルし、阪急バスの路線バス4台(内1台は本取り組みにより増車)の燃料に利用するカーボンニュートラルな取り組み。
2011年8月より活動を開始し、同年7月以降竣工の関西圏「ジオ」全物件で実施。
既分譲済マンションにおいても、活動に賛同を得た管理組合で回収を実施。
バイオディーゼルバス1台の運行により、年間約26tのCO2抑制効果があり、これはブナの木26000本が1年間に吸収するCO2の量に相当する。
プロデューサー阪急不動産株式会社 お客さま部長 杉本 正三
ディレクター阪急バス株式会社 総務部 調査役 仲 真哉
デザイナー阪急不動産株式会社 お客さま部 担当部長 松尾 友佳子
阪急不動産が分譲するマンション「ジオ」の入居者と行なう廃油回収活動(Geo Fit +eco)と阪急バスによるバイオディーゼルバスの運行の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
阪急不動産が分譲するマンション(約1500戸/年)に対しこのシステムを導入し、天ぷら油の回収実施をルール化することで、持続的に協力家庭を増やすことが可能となる。
一般的に1世帯当たり400cc/月の使用済み天ぷら油が出るといわれるが、仮に2000世帯から協力を得られればバス1台の1年間の燃料を賄うことが可能。
また今まで処分されていた使用済み天ぷら油がリサイクルされることでゴミの削減にもつながる。
阪急不動産が分譲するマンション「ジオ」の入居者と行なう廃油回収活動(Geo Fit +eco)と阪急バスによるバイオディーゼルバスの運行のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
油に懸念されがちな引火や悪戯等の不安を解消する為、蓋付ステンレス製の回収BOXをマンション内の施錠可能なゴミ置場等に固定した。
また清潔、手軽に油の回収を行えるよう、回収BOXは大きな注ぎ口で油がこぼれにくい形状とし、油粕を濾す網を設け家庭の容器から直接油を注げるようにした。
缶ビンと同じようにマンション内で油の回収に参加できる環境をつくることで、子供から大人まで身近に環境貢献に取り組めるようにした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
通常、使用済み天ぷら油は、排水に流すと環境汚染となり、固めると薬剤代がかかるため、処理に負担を感じている人が多い。
しかし、使用済み天ぷら油の回収を行なうことで、これらの精神的負担や手間が軽減される。
また、家庭で使用する天ぷら油がバスの燃料として再利用されることで、化石燃焼の燃焼によるCO2の増加を抑え、子供たちが家庭で地球温暖化等の環境問題について考え・行動する機会を提供することができる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
これまで使用済み天ぷら油リサイクル活動は事業者間で実施されてきたが、本取り組みは一般家庭であるマンションの住民から使用済み天ぷら油を回収している点で、新たな環境貢献のスタイルを提供している。
本取り組みが広く知られるようになると、家庭で膨大に廃棄されていた天ぷら油が資源として見直されるだけでなく、住民・企業・行政が連携して同様の取り組みを行うという新しいビジネスモデルの可能性も潜在している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
バイオディーゼル燃料は植物性である為、カーボンニュートラルの考え方に基づくと、化石燃料と違い大気中のCO2を新たに増やさない資源循環型の新燃料である。
それを燃料とするバイオディーゼルバスは、軽油のバスに比べ1台あたり年間約26tのCO2増加抑制効果があり、酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)も発生しない。
また現在約9割が廃棄されている使用済み天ぷら油をリサイクルすることでゴミの削減にもつながる。
ユーザー・社会に伝えたいこと環境先進国のドイツでは、年間約250万キロリットルものバイオディーゼル燃料が使用されています。
それに対して日本での使用量は現在のところ、年間およそ1万キロリットル程度と言われています。
使用済み天ぷら油リサイクル活動を広く認知させ、家庭レベルでの回収が地域に広がり、化石燃料に替わりカーボンニュートラルなバイオディーゼル燃料が一般的となれば、地球温暖化の歯止めに少しでも役立つものと考えます。
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オフィシャルサイト http://www.geohankyu.com/geofit_eco/person.html

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