BONHEUR

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買い物難民解消のための食料品店

コミュニティ・地域社会のデザイン

蟻塚学建築設計事務所 (青森県)

グッドデザイン賞

青森県弘前市の古い市場の空き区画をローコスト改修した食料品店を拠点に、送迎サービスや宅配サービスなどによって「買い物難民」といわれるお年寄りや体の不自由な人々を支援するシステムを実施することで、関連した買い物需要を引き出し、中心市街地活性化の一翼を担おうとするプロジェクト。

簡単でお金がかからなくても美しく、細やかな工夫と気遣いのある「小さなデザイン」が特筆される。

商店街空き店舗対策の一つの手法として評価されるだけでなく、ローコストの「小さなデザイン」による効果が、今後も近隣の商店街の人々の気づきとなり市街地全体に波及していくことを期待したい。

BONHEURの概要中心市街地活性化と買い物難民救済のふたつのミッションをかかげ、市場の空き区画を利用して開店した食料品店。
空き区画が増え閑散としていた弘前中央市場の6区画を改装して店舗をオープン。
高齢者や障害者など、日常の買い物に支障のある「買い物難民」を救済するため、中心商店街と一体になった宅配サービスを行ったり、直接送迎を行って自店を含めた周辺店舗で買い物をしてもらうというサービスを行っている。
店舗はテント地によるシンプルな間仕切、既存部分の塗装、什器はリンゴ箱を組み合わせて製作。
そんな最低限でシンプルな空間に繊細にデザインされたロゴとアイコンを付けるという「小さなデザイン」を心がけている。
プロデューサー蟻塚学建築設計事務所 蟻塚学
ディレクター株式会社オアゾ 松田龍太郎
デザイナー建築:蟻塚学建築設計事務所 蟻塚学 グラフィックデザイン:木原一郎、大川泰明
BONHEURの開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
中心市街地の空洞化に歯止めをかけること。
客足の遠のいた中心市街地において「いかに手間とお金をかけずに、これまでのイメージを覆すか」というテーマ。
このプロジェクトだけではなくまわりの商店主にも波及するようなデザインのあり方を模索した。
BONHEURのデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
生活必需品の調達すら難しい買い物難民にサービスを届けられること。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
生活必需品の調達すら難しい買い物難民にサービスを届けられること。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
中心市街地の空洞化に歯止めをかけ、これまで消費行動が難しかった購買層(買い物難民)の需要を引き出すことができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
「簡単につくる・つくれる」ことはオーナーの予算削減だけではなく、実は周辺で見ている既存商店主にも波及するデザイン活動であり、お金はかけずとも良い空間は「簡単につくれる」という気づきがつながって街中に広がっていけば、中心商店街で続いてきた動きづらい状況を動かすことに貢献できる。
ユーザー・社会に伝えたいことBONHEURで心がけたのは「小さなデザイン」。
簡単で、お金がかからなくて、美しいこと。
「こんなことできれいになるんだ」とまわりで様子を見守る商店街の人たちが真似をしたり、身なりを整えたりするような、気づきを誘発するデザインプロセス。
デザインが貢献できるのはひとつの結果だけではなく、その途中にもその周辺にも広がることだと考えている。
どこで購入できるか、どこで見られるか青森県弘前市土手町85-1BONHEUR BLOG
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オフィシャルサイト http://bonheur-uradote.tumblr.com/

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