トーキョー コテージ

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共同住宅

住宅や住宅設備

一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ (東京都)

グッドデザイン賞

東京山の手の住宅地に建つ賃貸集合住宅である。

南面住戸を北側廊下でつないだ通常のアパートとはまったく異なり、2階建ての戸建住宅を、敷地境界線に合わせて僅かにズラしながら配置し、通り抜け通路を確保している。

各住戸は間口サイズ、屋根勾配、外装が揃えられているので、明らかに一体の建物であることが分かる。

にもかかわらず、まるで小さな住宅が集合した集落のような集合住宅である。

山の手の都市的コンテクストを読み込んだ、新しいタイプの集合住宅だと言えよう。

トーキョー コテージの概要東京都杉並区にある6戸からなるアパートメントです。
周囲にはたくさんの木造2階建てアパートが建っています。
それらはいわゆる片廊下型のワンルームタイプで、決して良い住環境や町並みといえるようなものではありません。
当計画では、1つの住戸を2階建ての小さな家とし、6つの小さな家を少しずつずらしながら、また、敷地内に通り抜けのできる路地を確保する様に配置することで、周辺の環境や町並みと連続した、明るく快適な住空間を実現しました。
プロデューサー宇田川誠司
ディレクター松尾宙+松尾由希/一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ
デザイナー松尾宙+松尾由希/一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ
トーキョー コテージの開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
片廊下型アパートは新築であることのみが価値である為、短いサイクルで建替えが行なわれます。
当計画では、1住戸を2階建ての小さな家とすることで、一戸建てに住むような専有感や、多方向に開口がある明るく風通しの良い住環境を実現し、敷地内に確保した路地に住人同士の交流の場を設けることで、「新築」であること以外の価値を実現し、長く快適に住まい続けられることができる木造アパートを目指しました。
トーキョー コテージのデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
2階建ての「小さな家」として計画された各住戸は、様々な方位に開口部を持ち、優しい光と心地よい風通しを期待でき、一戸建て住宅に暮らしているような安心感を得ることができます。
また、敷地内はできるだけ雨水を浸透させる為に真砂土を使い、効果的な植栽計画によって、視線と日射の調整をしています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
通常のワンルーム住戸では、食べる、寝る、くつろぐなどの生活の様々な行為が一室に混在していますが、2階建ての立体的で緩やかに連続したワンルームでは、各スペースを自由に選択しながら暮らすことができます。
例えば1階を友人などを招いたりできるパブリックなスペースとし、2階を寝室などのプライベートなスペースとすることができます。
また、職住一体的なライフスタイルにも対応可能。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
木造賃貸アパートに「新築」という価値以外の価値(時間によって変わらない持続的な価値)を見いだすことで、ずっと住み続けていけるような優良な都市のストックとして機能することができまます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
人々が集まって暮らす集合住宅において、住人同士や近隣住民とのコミュニケーションが生まれる余白(敷地内の路地)を用意しておくことで、住人一人々々の意識が変化し、ある距離感を持ちながらも共に暮らすことの楽しさを発見できるのではないかと考えています。
ユーザー・社会に伝えたいこと環境と人をつなぐことが建築におけるデザインの本質であると考えています。
そのような視点に立って、良質な社会のストックとして、新たな木造賃貸アパートの価値を生み出していきたいと考えています。
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オフィシャルサイト http://www.umbre-arch.com

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