多賀城政庁跡・南門政庁間道路の植栽

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NPOによるまちづくり活動

コミュニティ・地域社会のデザイン

NPOゲートシティ多賀城(宮城県)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

いにしえの大和再現がコスモスの植栽という市民活動で始まり多賀城政庁跡に対する市民の心がつながってゆく素晴らしい事例であり、スクラップアンドビルドを繰り返す街づくりに対しての良いお手本といえるだろう。

コスモスというやさしい花がつなぐ都市軸の市民伝承運動は多賀城市市民だけでなく、この街を訪れる人々に対してもほのぼのとした思い出とした残り、言い伝えられていくことだろう。

多賀城政庁跡・南門政庁間道路の植栽の概要NPOゲートシティ多賀城(以下、GCT)とは、宮城県多賀城市で活動する市民活動団体である。
2006年より活動を開始したGCTは多賀城政庁跡をはじめとした歴史遺産を活かしたまちづくりの実践と提言を行うことを目的としている。
GCTはそのなかで発掘調査後に埋め戻され、草が伸びるばかりだった場所に着目し、コスモスによる植栽を行った。
南門政庁間道路と呼ばれるこの通りは、南北大路という多賀城の古代の都市軸に通じるものである。
植栽によって復活した都市軸の明確化は場所のアイデンティティを表象するものとして訪れるものの心を捉えつつある。
プロデューサーNPOゲートシティ多賀城 代表 脇坂圭一
ディレクターNPOゲートシティ多賀城 アドバイザー 高倉敏明、顧問 田口俊男、副代表 松村敬子・宮城順、(株)泉緑化 鎌田秀夫
デザイナーNPOゲートシティ多賀城 板橋仁志、郷古正樹、佐藤敏充、鈴木美智子、立花佳夫、土田義徳
多賀城政庁跡・南門政庁間道路の植栽の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
足下にあるものの価値を再評価する試みの一つとして取り組んだ植栽事業は時間軸の長さを体感させることになる
多賀城政庁跡・南門政庁間道路の植栽のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
市街化の拡大と無個性化が進行する街並みに対して、多賀城政庁跡が保持するこんもりとした丘陵地形は古代の場所の姿を想起させる。
コスモスにより縁取られた大路を歩くことで身体がランドスケープの雄大さを実感する。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
日常生活の中でとかく見過ごされ、むしろ煙たがってきた人さえいる歴史遺産に対し、コスモスの植栽が彩りを与え、人々が訪れるようになったことで、市民生活のなかにも文化財への意識の醸成が芽生えてきた。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
これまでは仙台に到着し、多賀城政庁跡を見物し、松島で食事をとり、再び仙台に戻り宿泊をするという観光パターンの多かったことから、滞在型の観光を促すことが重要なテーマであった。
こうした場所に対し、植栽事業は交流人口の増加が期待でき、ツーリズム産業の振興に貢献できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
コスモスによる植栽は、都市開発から文化財の価値の再評価という展開を促進する期待が持てる。
これは、環境の保全というよりは共生(活用だと違和感がある)の一つのあり方を提示するものである。
ユーザー・社会に伝えたいこと単に保護するのでもなく積極的に開発するのでもない、第3項を見つけようとする試みの一つが、コスモス植栽による古代の道の表示でした。
これを実現したのが市民活動団体であるNPOゲートシティ多賀城です。
これまで築いてきたつながりは個々人の活動では到底為し得ない広さと深さを持ち、震災後の今、他団体との協働という展開を見せています。
植栽という柔らかいデザインが持つ力と可能性をさらに伸ばしていきたいと思います。
どこで購入できるか、どこで見られるか多賀城政庁跡 政庁南門間道路
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オフィシャルサイト http://gatetagajyo.web.fc2.com/

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