九州ちくご元気計画

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雇用創出を核とする地方活性化プランのデザインワーク

コミュニティ・地域社会のデザイン

筑後地域雇用創造協議会(福岡県)

2011年度 日本商工会議所会頭賞 受賞

このプロジェクトは、筑後地域の「雇用の創出」を目的として計画・実行されてきたビジネス戦略システムである。

社会構造や産業構造が大きく変化してきた中で、筑後地域が抱える課題を抽出し、雇用創出を軸に置いた総合的・体系的な仕組みをつくり出した。

雇用は産業やマチが活性化しなければ生まれない。

そのために魅力ある商品開発、商品に適した流通開発、そして情報開発が戦術として確立され、実行され初めて「ビジネス」になる。

また個々の戦術を支えるためのスキル・アップを目的とした人材育成や、専門家や行政の協力が体系化し基盤を構築している。

これらの全てが、準備段階から綿密に計画され一歩一歩実行されている。

このプロジェクトの素晴らしさは、「計画と実行と持続継続力」であり、だからこそ地域のヒト(個人・民間・専門家・行政等々)を巻き込んで一大事業化し、人々の行動やふるまいを「健やかに元気」にしている。

見事である。

九州ちくご元気計画の概要福岡県南 筑後地域を舞台に展開する雇用創出を核とするデザインワーク。
行政と民間が連携し、雇用創出の前段である商売繁盛に焦点を当て、総合デザインの視点を導入し事業戦略を構築。
ビジネスサポートの中心である、商品開発、広報計画においてグラフィックデザインからプロダクト、建築分野まで50名以上のデザイナーらが講師として参加するプロジェクト。
4年間の期間限定ながら、参加者の意識改革、デザインマインドの導入そして多分野のデザインワークを実施した。
同時に、プロジェクト全体を面として発信すべく、複数の公式サイトやSNSを活用、さらに東京・福岡で複数のイベントを仕掛けて筑後地域全体のブランディングを行っている。
プロデューサー江副直樹
ディレクター江副直樹,田代千峰美,白水高広,春口丞悟,加藤晃一,中垣幸成 他
デザイナー浅羽雄一,井手健一郎,岩下建作,川口竜也,兒島正明,塩塚隆生,品川武士,先崎哲進,高須学,中庭日出海,橋爪大輔,前崎成一,町谷一成,梶原道生,三迫太郎,武永茂久,二俣公一,他
九州ちくご元気計画の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
第一次産業を基幹産業とする地方が、永続性のある経済システムを築くことが、消費に偏らない持続可能な社会を実現すると考える。
同時にそれは、大都市を雛型とする発展形態ではなく、地方独自の進化を遂げることを意味する。
本計画はその端緒として、雇用創出を手がかりに、地方に眠るさまざまな潜在力を、多様なデザインを活用して、地方の活性化を図っている。
九州ちくご元気計画のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
近代を席巻した大量生産は、多くの弊害を生んでいる。
人々の心身を蝕んでいる。
本計画では、そうした価値観に与することなく、ヒューマンスケールの方法論を模索してきた。
大よりは小、多よりは少を思考の基本とし、いたずらな拡大志向と一線を画した。
それにより、関わる人々の健全性を担保できると考えている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
生活あっての仕事こそ本来で、仕事のための生活となったときに、さまざまな亀裂が生じる。
本計画では、生活のペースを乱すことなくビジネスプランを立てるようアドバイスを行っている。
自然豊かな地方にあって、その財産を享受しながら生活設計を行うことが枢要であり、そのバランスを損なわずに活性化をめざしている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
デザインの導入が、計画の大きな柱たが、都市の方法論をそのまま地方に移植しないことを強く意識した。
辛抱強く、柔軟にデザインの価値を説き、デザイナーに対しても、硬直したアプローチをしないようにお願いをした。
こうした努力が、これまでなかなか成し得なかった地方あるいは、第一産業へのデザイン導入が奏効し、定着が進んでいる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
生活の質を重視ながらの活性化を尊重することで、自ずと地域社会や周辺環境への配慮が伴ってくる。
つまり、その土地に根を下ろす当事者としての意識を持ちながら、活性化を実践することで、高度経済成長期のような社会的摩擦は生じにくいと考える。
本計画における、さまざまな案件は、どれもそうした文脈の延長上に存在する。
ユーザー・社会に伝えたいこと個々のデザインワークが優良であることはもちろんだが、事業自体が意図的に、デザインが必須の手法として認識され、全体が構築されていること。
事業推進は、研究会開催を軸にしているが、そこに公共事業としては異例の、数多くのデザイナーがプロデューサー的に参加していること。
そこを起点に、個々のデザインワークが誕生している。
これは、地方活性化のスタンダードを作る試みでもある。
どこで購入できるか、どこで見られるか九州ちくご元気計画Showroom 福岡県久留米市通東町4-13 都加原ビル1F東 電話0942-37-4022
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