岐阜九蔵

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日本酒

パッケージデザイン

有限会社松下計デザイン室(東京都)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

酒造メーカーが一丸となって日本酒文化を発信し、地域活性に結びつけようとする姿勢が良い。

印刷や型のコストを極力抑えながらも、登場感のある華やかで新しさのあるラベルに仕上げているところも秀逸。

同業者の集合による地域ブランドの、モデルケースになり得る可能性も感じられるプロジェクトである。

岐阜九蔵の概要岐阜県内9つの酒蔵が作る日本酒の「ギフト」という方向性を打ち立たパッケージデザイン
プロデューサー財団法人 岐阜県産業経済振興センター モノづくりセンター デザインスタジオ/萩原 修/岐阜の酒プロジェクト実行委員会
ディレクター松下 計
デザイナー木村明子
岐阜九蔵の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
各酒蔵が自力でラベルの追加注文をし、自分でラベルが貼れるようなシステムに落とす事、またコストを押さえるために、特殊な印刷技法や従来の日本酒ラベルのレギュレーションの範囲に収まらない事は一切避け、絵柄のみで表出感を感じさせる事を目指した。
岐阜九蔵のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
一つの商品を作り上げるのではなく、県全体の文化発信を目的として複数の商品をたった一つのラベルでくくり「うねり」を起こす事業は地域の各酒蔵の結束と利他精神の成果であり、特筆に値すると考えている。
バリエーションに富んだ各酒の味わいはどう分布されるのかマッピングが裏ラベルにありユーザに選択の目安を提供している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
日本酒は本来焼酎やワインに劣らない奥深さと文化性を持っている。
その存在にまず「気づかせる」という点、また「目出たく華やかな贈答品」としての顔立ちを明快に打ち出し演出しているという「飲まれる場所」に対する表現、また、地域の活性化につながる提供者側への効果点を兼備したプロジェクトであったと考えている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
地域の酒造販売産業、岐阜県観光事業全般に貢献があったと考えている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
特別な型を作らず、最も一般的な日本酒瓶展開のレギュレーションに完全に乗った「ラベルデザイン」によって原価の不合理性を追求し岐阜県内に現存する9つの酒蔵を一斉にプロモートできた。
また一升瓶の日本酒を購入するのは飲食業か贈答用など「他人に供する」場面しかなく、そうした空間で気持ち良く華やかなに演出する事を意識している。
岐阜の美濃和紙、印刷業者を使用する事で地域全体の高まりに貢献できていると考えている。
ユーザー・社会に伝えたいこと「岐阜の酒」のみならず、日本酒の歴史性や味覚の深さ、潤沢なバリーションの豊富さは忘れ去られかけている。
神事の代替として一瞬我を忘れて酒を交わす和の空気を守りながらも、女性を含めた現代の私たちの生活に気持ち良く馴染むこと、センス良く贈答品として機能することを意識している。
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