三ヶ山学園

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社会福祉施設(児童養護施設)

公共用途の建築物・空間

社会福祉法人三ヶ山学園(大阪府) 野村充建築設計事務所(大阪府)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

児童養護施設という家族ではない子供たちの新しい共同体を構想する。

中央に共同体を支えるコモンの空間が大胆に配され、その周囲に居室群が設けられている。

力強い空間の構想力が共同体を束ねるインフラに表現されているようである。

詳しい情報を得られればさらに高い評価を受ける可能性がある作品である。

三ヶ山学園の概要2歳から18歳までの子供たちの生活の場となる児童養護施設です。
「大きな家」をデザインコンセプトにし、感受性豊かな子供たちが自然を感じながら気持ちよく暮らせる施設のデザインを目指しました。
凹凸のある外観は周辺の住宅のスケールに調和すると同時に、建築を地域のランドマークにしています。
敷地の外周部に子供たちの居室群を並べ、中央部のヴォイドを大きなコモンスペースにする配置計画とし、コモンスペースの1・2階を吹抜けのあるリビング・ダイニング・フリースペースに、3階をルーフガーデンにしました。
緑や自然光の導入、天然素材の使用など、子供たちが創造性を発揮し自由に遊べる豊かな生活空間を提案しました。
プロデューサー社会福祉法人三ヶ山学園 理事長 坂上アツ子
ディレクター野村充建築設計事務所 野村充
デザイナー野村充建築設計事務所 野村充
三ヶ山学園の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
外断熱工法を採用し省エネルギーを図ると同時に、自然換気と通風に留意した室内環境設計を行いました。
外壁ルーバーおよびテラス・ルーフガーデンの床仕上げには、再生木材を使用しています。
三ヶ山学園のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
施設全体が子供たちの遊び場になるため、安全面での配慮を心掛けました。
特に手摺の足掛かりを無くすこと、サッシ開口部に高さ1.2mの手摺を設置することなど、落下防止に関して十分な配慮をしました。
施設全体がバリアフリーになっています。
またコモンスペースを中心に廊下と居室を配置する分かりやすい施設構成としました。
子供たちの豊かな感性を育む設えとして、オブジェやベンチなどのアート作品を設置しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
1・2階吹抜けのリビング・ダイニング・フリースペース、3階のルーフガーデンなどのコモンスペースを中心に、その周りを囲むように居室群を配置し、子供たちの自然な交流が触発され共同生活への参加の意識が醸成されやすい環境づくりを心掛けました。
また、天然素材を使い、子供たちが健康で安心して気持ちよく暮らせる生活環境を提供しました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
外装ルーバーやテラス・ルーフガーデンの床に使用した再生木材や、ルーフガーデンの寝転び床に使用した再生ゴムチップなどの再生資材を活用しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
フリースペースではさまざまなイベントの開催が想定されています。
児童養護施設が社会から孤立することなく地域との交流を深める場として活用されることを提案しています。
また無機質系発砲断熱材打込みによる外断熱工法を採用し、省エネルギーを図っています。
再生木材等の再生資材を外壁ルーバーおよびテラスとルーフガーデンの床仕上げ材に利用しています。
ユーザー・社会に伝えたいこと児童養護施設は恵まれない子供たちが生活する場所として特別な配慮の上にデザインされる必要があります。
普通の家庭と同じような温かさや気持ちよさが感じられ、子供たちの豊かな感性を刺激するような施設をデザインすることが求められます。
子供たちが多感な青春時代を心豊かに暮らすことができ、ここでの生活が楽しい思い出として残るような施設を提案しました。
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オフィシャルサイト http://www.nomura-arch.com/works/mikayama/index.html

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