富士山環境交流プラザ

このエントリーをはてなブックマークに追加

※画像をクリックすることで、大きな画像を見れます。

富士山環境交流プラザ

公共用途の建築物・空間

大成建設株式会社(東京都) 富士宮市役所(静岡県)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

自然エネルギーを利用した蓄熱壁やクールチューブによる地中熱利用、卓越風など、「自然とともに生きる」をテーマにした施設であればこその積極的な省エネ環境技術の採用が評価された。

また軽やかなデザインが環境と調和している。

富士山環境交流プラザの概要■富士山の自然を楽しむ人々の活動拠点として景観と省エネに配慮した環境共生建築 ■富士山、駿河湾と共存する景観デザイン ・富士山の稜線の角度(8°)を取り入れた勾配屋根により、富士山と共存 ・富士山側から見ると、駿河湾の水平線を背景に、翼を広げたような浮遊感のある屋根 ・2つの背景に対して、遠近法を利用した三角形の屋根により、勾配屋根から水平屋根へと変化する ■省エネ環境技術 ・南側蓄熱レンガ壁による補助暖房 ・クールチューブによる外気負荷低減 ・落葉樹により、夏は日射を遮り、冬は日射を通す計画 ・大屋根に降った雨水の利用 ・卓越風による自然通風 ・保水性舗装の打水効果
プロデューサー大成富士山南陵開発株式会社 顧問 松木幹雄
ディレクター富士宮市
デザイナー大成建設株式会社一級建築士事務所 川野久雄 武市章平
富士山環境交流プラザの開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
・蓄熱壁による日射熱利用、クールチューブによる地中熱利用、卓越風利用など、できるだけ自然エネルギーを利用した省エネ環境技術を採用した。
・身体感覚に訴える分かりやすい省エネ技術により、来館者への啓蒙にも配慮した。
・植樹祭の開催など、地域参加を促進し、地域に愛される建物を目指した。
地域に根付き、地域のみんなで環境や建物を守るということがサステナブル社会実現のひとつの方向性だと考えた。
富士山環境交流プラザのデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
当建築は、大きく自然に開かれ、風景を眺める、空気・風を感じる、日を浴びる、緑を感じる、水の滴りを感じるなど、様々な身体感覚に溢れている。
身体感覚を通した、よりプリミティブな自然との関わりによって、景観やエネルギーについて人間と自然が共存するあり方のひとつを提示できたと考える。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
当建築は、景観、エネルギーの両面において、自然とともに生きるというコンセプトのもと計画した。
日射熱を利用した蓄熱壁による補助暖房、地中熱利用による補助冷房など、採用したいくつかの省エネ環境技術を通して、自然の持っている力を借りながら生活するという本来のあり方を提示できたと考える。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
当建築は、工業団地の開発に伴い、自然との共生を理念に計画されており、伐採が必要な樹木を地域参加で移植するなど自然を守りながらつくる、自然、地域と共生しながらつくるという産業のスタイルを実践している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
・当計画は富士宮市、地元の大学教授、NPO団体、地域の小中学生と協働し、環境共生のありかたを議論しながら進めた。
協働により、地域の結びつきの 強化とともに、環境共生への意識を共有することに貢献できたと考える。
・富士山の世界遺産登録へ向けて、富士山周辺の環境改善に貢献できればと考える。
ユーザー・社会に伝えたいこと建物南側の蓄熱テラスの、陽射しによって温まった蓄熱壁を触り、その温もりを感じ、建物を通りぬける爽やかな風を感じれば、いかに自然がわたしたちを育んでくれているかを知ることができる。
そのような自然と人間との素朴な関係を、ハンググライダーが富士山麓に舞い戯れる風景としてデザインした。
どこで購入できるか、どこで見られるか静岡県富士宮市粟倉1618-9
富士山環境交流プラザをもっと見る・購入 楽天市場で富士山環境交流プラザを探す

amazonで富士山環境交流プラザを探す

Yahoo!ショッピングで富士山環境交流プラザを探す

Yahoo!オークションで富士山環境交流プラザを探す
オフィシャルサイト http://www.taisei.co.jp

関連するグッドデザイン

 

著作権利者:(C)JIDPO GOOD DESIGN AWARD [ G-Mark Library ]

カテゴリーメニュー
公共用途の建築物・空間の人気グッドデザイン