トヨタカローラ秋田 秋田南店

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自動車ショールーム、整備工場

商業・産業用途の建築物・空間

納谷建築設計事務所(神奈川県)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

ロードサイド型のディーラー店であるが、それぞれのパーツ(フラットな屋根など)は慣習的な要素を取り入れつつ、機能のレイアウトやインテリア計画を注意深く見直すことで、これまでにないディーラー店のたたずまいを獲得することに成功している。

トヨタカローラ秋田 秋田南店の概要「トヨタカローラ秋田 秋田南店」は秋田市内の国道沿いに建つ、ロードサイド型ディーラーである。
ロードサイド型のディーラーは数多く存在するが、そのほとんどがショールームと中古車売場が平行して並べられ、道路沿いに車が並ぶ風景は美しくない。
本計画では街に対しての景観を第一に考え、道路を敷地奥まで引込み、ショールーム・整備工場を敷地前面に、中古車売場はその裏に配した。
また、冬期の厳しい気候へ配慮し、全体を大屋根で覆い、そのピロティ空間には新車の展示スペースを計画した。
平面計画によって生まれた敷地の間口目一杯に延びたファサードを生かし、全国どこにでもある国道沿いの景観を少しでも美しくするための試みである。
ディレクター納谷学+納谷新
トヨタカローラ秋田 秋田南店の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
建物の3方に屋根のある半屋内空間を設ける事で雪国ではあまりない足元から天井までの大きいガラスの設置を可能にしている。
半屋内空間は壁を白く塗装する事で昼間の展示空間は明るく柔らかい輻射光で包まれる。
暖房はオンドル式の床暖房を採用し深夜電気の利用による発熱でランニングコストの低減を計っている。
外部駐車場の融雪は地下水を使った融雪システムを設置する事で、電気等を使用せず自然のエネルギーで除雪している。
トヨタカローラ秋田 秋田南店のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
建物をピロティ空間で覆うことで、雪国にあってもショールームへバリアフリーで繋がる計画が可能となった。
ピロティ部分には客用の駐車場を設け、屋外展示スペースやショールーム・商談スペースへと、天候に関係なく建物内の自由な移動を可能にしている。
みんなのトイレはバリアフリーに繋がる位置に配し、半地下となった商談スペースへは身障者用のリフトを設け、誰にでも優しい建物を目指した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
北国での生活を考える時、冬期間の気候の配慮なしでは成立しないと思う。
本計画では、人、車の主な動線部分を屋根で覆っているため、利用者は雪の影響を受けることがない。
敷地奥に中古車売り場を配しているが、大きなピロティ空間にも売り場スペースを設けることもできる。
屋根は切妻屋根とし、敷地両側の側溝へ雪を流す計画としている。
ロードサイド型ディーラーとしては大きな屋根面積を有しているが、雪下ろしの必要はない。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
ショールームには、秋田杉の間伐材を天井ルーバーとして使用している。
地場産の材料を使うことで、地域活性化に繋がることに期待した。
また、地域特有の材料を使うことは、全国展開している店舗の中での個性化を計れると考えている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
敷地間口いっぱいの建物を計画することで、街並を明るく開放的に演出した。
ほとんどの照明はLEDを採用し、ランニングコストの軽減を計っている。
冬期の除雪には、地下水を利用し自然エネルギーで融雪を行う計画とした。
ユーザー・社会に伝えたいこと全国どこにでもあるようなロードサイド型ディーラーであるが、平面計画を工夫することにより、今までの機能は変えることなく国道沿いの街並みを豊かにすることができたと思う。
本計画は、どこにでもある建物の新しい形の提案である。
どこにでもあるからこそ、街並みに配慮したデザインを様々な場所へと広げていく可能性を持っていると考えている。
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