オリナス

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オリナス

素材・部材

玉川窯業株式会社(岐阜県)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

硬質なタイルの側面に、横起こし成型により空間を設け、植物や繊維を「編む」ように”織りなすデザイン表現”をした新しいタイルデザインの可能性を示してくれたことを高く評価した。

加えて、光の反射効果だけではなく、「モレ効果」など様々な光の演出の広がりが期待できて、インテリアとエクステリア業界への好ましい刺激を与えるであろう予測に、期待を込めて評価した。

オリナスの概要内装、外装ともに使用できるセラミックタイル。
細長いアール形状により強く立体感を表現し、タイルの側面に穴をあけることにより、より立体感を演出、さらに独特の浮遊感を表現している。
この立体形状と穴あけ加工により光との相性がよく、ライティングによってさまざまな表情を見せる。
また正面にあたる部分と側面の部分では面状に艶感とマット感とに分けたため、より光による表情の違いを演出できる。
帯状に張る場合、面として張る場合を想定し、施工のしやすいように貼上げシート加工がしてあり、どのようなシーンでもフレキシブルに対応が可能である。
デザイナー中島且貴
オリナスの開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
本製品はセラミックスでできているため、経年による劣化、変色が全くと言っていいほどなく、施工時のままの美しさを保つことで、サステナブル社会実現に向け貢献していきます。
オリナスのデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
本製品はアール形状を採っており、従来のタイルのようなフラット面を持っていません。
これにより肌などとの接点を小さく持つことにより、今までに色の濃いタイルにありがちであった、日光直射などにより加熱され触れたときに熱く感じることを低減しています。
触れたくなるような形状であり、光との組み合わせゆえにその点は配慮しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
セラミックタイルでの壁面の意匠付加は、凹凸の少ない面状の変化か色による表現がほとんどであり、光を取り入れるデザインというのはあまりありませんでした。
本製品はデザインのファクターとして光との組み合わせを念頭に開発し、光を変えることにより様々なシーンを感じられ、ムードにあった使い分けをしていただけるような製品に仕上げています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
本製品は横起こしといわれる成型方法により形作っています。
この方法によりタイルでは難しいとされていた立体的な形状を作ることができました。
またこの方法により横穴を開けることができました。
横起こしは従来からあった成型方法ですが、タイルに立体感が求められる今、この方法に取り組むことでタイル業界に立体形状のムーブメントを起こせると考えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
本製品は光との組み合わせに当たり、光という当たり前に存在し、意識しづらいものを本製品を触媒に感じられるように形を作りました。
これをきっかけに、普段は当たり前にあるけれど価値を忘れてしまっている物事に気付き、当たり前を大事にするような文化的な生活に貢献できればと考えています。
ユーザー・社会に伝えたいこと本製品は光との組み合わせにより光を感じられることを主軸として開発しました。
これにより光の持つ創造力や癒しの力といった様々な魅力を引き出すことができたと開発者として感じています。
当たり前に存在し、常に感じることは難しいけれど、かけがえのない光を、本製品を通じて感じることで、家族の存在であるとか普段当たり前に在るものごとがいかに重要なことであるか再認識するきっかけになればと考えています。
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オフィシャルサイト http://www.tmgw.co.jp/

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