Y2

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個人住宅

住宅や住宅設備

深江康之/e-kafu(大阪府)

2011年度 グッドデザイン賞 受賞

都心の高密度住宅地域の狭小敷地に建てられた町家的な住宅である。

厳しい敷地条件の中で、豊かな生活空間を実現しながら、街とのつながりを生み出そうとしている点に注目した。

Y2の概要京都市内の住宅密集地域に建つ14坪程の小さな敷地の小さな家。
この小さな家は、「楽しむ」、「生活」、楽しみと生活を「つなぐ」と、それぞれ意味のあるBOXを積層したシンプルな構成。
敷地は北側前面道路、三方は隣家に密接。
しかし、南側の一部に隣家との小さなズレがあった。
つなぐBOXを配置した2階はそのズレから自然光を、また高い天井と内装仕上げの高明度化により光の入らない北面の開口部の昼光率を高める事で、優しい明るさが降り注ぐ空間ができた。
つなぐBOXを最も居心地の良い空間とする事で、3つの機能を循環させながら、小さな空間を無駄なく大きく使う事で、視覚的な広がりと意識的な快適性が生まれた。
プロデューサー深江康之
ディレクター深江康之
デザイナー深江康之
Y2の開発・企画についてサステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
エネルギー面ではエコキュート等のオール電化で構成する事で、省エネルギー計画としている。
外部に面する開口部の全てのガラスにおいて複層ガラスを採用する事、また、壁面と天井内に断熱材を敷き詰める事で、熱効率を建物全体で高めた。
また、意味を持たせた3層に積み重なったBOX空間を、人が無駄なく循環し、生活をする事で、器具的なエコロジカルに依存するだけではない空間づくりを目指した。
Y2のデザインについて「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
吹き抜けを採用せず、3つの縦に独立したの空間の存在。
この3つの空間には、「楽しむ」「生活」「つなぐ」といった意味がある。
最も居心地のよい「つなぐ」の空間で家族はコミュニケーションを取り、この空間を中心に効率よく、人が循環する。
この循環が、適度な距離感と親密感を生み、お互いを尊重するのと同時に、個々をも認識できる事につながった。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
小さな空間でも、建物全体を大きく使えれば、快適性と満足度は見出せる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
狭小敷地、狭小住宅における、視覚的な広がりや快適な空間。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
無駄のない空間の使い方は、器具的なエコロジカルに依存しない空間のエコロジカルと言える。
ユーザー・社会に伝えたいこと小さな空間を、大きく使うには、色々な物事を整理しなくては成り得ない。
しかし、整理は消去ではなく、優位性であると考えた。
現在必要なものと、未来に必要になってくるかも知れないもの。
「かもしれない」ものは、それを出来る準備だけをしておけば、決して現在には必要がなく、現在の空間がその分広がる。
その整理の積み重ねが、今後の生活において継続できれば、長年、小さな空間を、大きく使えるのではないかと考えた。
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オフィシャルサイト http://e-kafu.com

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