XFV

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パーソナル モビリティー

グッドデザイン・フロンティアデザイン賞

国立大学法人名古屋工業大学 木村研究室(愛知県)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

環境問題やエネルギー問題に配慮した自動車の開発が盛んだが、形やサイズの変化は少ない。

相変わらず自動車の多くは定員以下で使われており、人や物より空気を運んでいる。

用途に応じて変身するクルマができれば、より無駄が減るという発想は誰もが思うところだろう。

当デザインは、2つの楕円がフロントとリア部で交わるフレームを前後にスライドさせ、車両のホイルベースと車幅を同時に変化させることによって、その発想の実現可能性を示している。

2つの楕円が交差するフレームに、電気モーターとバッテリーが収まったリアホイールが付いただけのプリミティブなスタイリングは、これからの自動車開発が目指すべき方向性をわかりやすく示しているスケルトンモデルになり得ると評価した。

XFVの概要2つの楕円がフロントとリア部で交わる回転軸を持ち、正面から見たときXに見える形状をした可変型のフレームの乗り物で、特徴は、VAC(ビークル・アティテュード・コントローラー)で前後にスライドすることで車両のホイルベースと車幅を同時に変化させ、低速走行時に車幅が狭くホイルベースも短く、周囲が確認しやすく、ミニマムの占有面積で駐車することが出来る。
 動力源は電気モーターで、リアホイールの中にバッテリと収めパワーユニットとして独立させ、車中張り巡らされたワイアーハーネスがなく軽量化にも貢献している。
バッテリは2個搭載されており、片側が完全に使い終わってから交換することが出来る。
達成しようとした目標1886年にドイツでガソリン自動車が誕生して124年、ドアーツードアーの恩恵を私たちは受けてきた。
安全、安心、サスティナブルな環境を継続しながら、1990年比で2020年25%のCO2削減を可能にするために、人間が移動することの喜びを犠牲にすることなく、現状の自動車をドラスティックに変え、新しい考え方で前向きに問題解決し、未来のあるべき姿をしっかり見据え提案することを目標とした。
プロデューサー木村 徹
ディレクター木村 徹
デザイナー加藤健太
XFVのデザインについて街で見かける自動車は4人乗り以上で、乗っている人数はほぼ1人か2人です。
1人で乗る時は1人のサイズ、2人で乗る時は2人のサイズ、乗る人数に応じて変形できる自動車があれば皆がもっと効率よく移動出来るのではないかと考えた結果、今回の自動車が生まれました。
もっと自由にもっとフレキシブルに、私たちの用途に応じて変身してくれるクルマが将来あるべきだと思います。
そしてこのクルマはその先駆けといえるでしょう。
XFVはどのような使用者・利用者を想定したか若者から高齢者(含むハンディ―キャップの方)まで手軽にドアーツードアーで移動を楽しみ安全、安心しかもサスティナブルな地球環境を目指すユーザーを想定した
XFVはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか家の中から高速道路まで乗り換えることなく、走行速度に応じてより長く、幅は広く変化し安定感のある高速走行を楽しむことができる。
そして、駐車時は、駐車時の長さは短く、幅も狭く、占有面積を最大限少なくし、家庭での個人の限られた駐車スペースを少なく、又、公共の駐車場においては平面投影面積を最小限にし、駐車料金を限りなく安くする。
その問題点に対し、どのように対応したか駐車スペースを極力少なくするために車輛の幅を変化させた。
二つのだ円形状をフロントとリアでクロスさせクロスポイントを軸に、二つの楕円の一か所をホールド(VAC=ヴィークル・アティチュード・コントローラー)してスライドさせることによって幅の変化をさせ占有面積を変化させた。
又、リアホイールにモーター、バッテリを集中することによって重い ワイアーハーネスを減らし車体の軽量化を図った
どこで購入できるか、どこで見られるか名古屋工業大学 建築。
デザイン工学科 木村研究室
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オフィシャルサイト http://www.3ds-jp.com/phiaro-design-challenge09/index.html

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