九州川標プロジェクト

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九州川標プロジェクト

公共用途の建築物・空間

国土交通省九州地方整備局(福岡県) 九州大学(福岡県) 株式会社東京建設コンサルタント(福岡県)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

危険喚起を訴える河川標識は安全上必要なものではあるが、日常の豊かな自然環境の中で浮いた存在になってしまっている。

さらに河川名標識や河川案内といったサインも美しい川とかけ離れたものが多く興ざめしてしまう。

そこを両立するところがデザインの力であろう。

この一連の河川サインシステムは誰にとってもわかり易く、かつ素材やグラフィックデザイン、色彩を含めトータルに美しいサインデザインを実現している。

ぜひ全国に広めて欲しい。

九州川標プロジェクトの概要イラストを用いた標識が河川敷のあちこちに設置され、道路標識のような河川名標識が河川脇に設置されているのが日本の一般的な河川景観である。
近年、身近な親水空間として河川l空間の環境整備が進む中で河川標識のデザイン整備の遅れは明らかだった。
本プロジェクトでは、現状調査を通して課題を抽出し、河川利用に関する標識にデザインルール(メッセージの段階に応じた使用色(赤、黄、緑)の設定、オリジナルピクトグラムの作成、レイアウトルールの策定)を設定し標識の認識のしやすさの向上を図るとともに、地域景観を形成する河川に設置する標識のトータルデザインについて検討・提案し、三隈川で一部実施した。
達成しようとした目標河川標識が利用者への安心・安全そして魅力の情報提供ツールとして十分な役割を果たすようになること。
河川標識が景観財としての価値を持つようになること。
プロデューサー国土交通省 九州地方整備局 河川部
ディレクター九州大学大学院芸術工学研究院 森田昌嗣
デザイナー九州大学大学院芸術工学研究院 曽我部春香+熊本県産業技術センター 石橋伸介+EPIデザインネットワーク 石川映子+株式会社東京建設コンサルタント 城戸和寿、園田彩乃
九州川標プロジェクトのデザインについて従来の河川標識に対するイメージを払拭することができたと思う。
今後、全国の河川標識改善へ向けた活動が起こるよう、九州からの発信を続けたい。
九州川標プロジェクトはどのような使用者・利用者を想定したか河川空間の利用が想定されるすべての人々
九州川標プロジェクトはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか河川空間利用に際してのルールを明確に理解できるようになった。
河川標識を景観財と捉え整備したことにより、各地域の河川景観を誇れる存在にした。
その問題点に対し、どのように対応したか河川標識に対する利用者の認識向上のために①メッセージの重要度に応じた色設定②ピクトグラムの使用③レイアウトルール設定等の表示に関するルール化を行い、さらに地域住民の河川標識に対する意識向上を図るために、住民との協議を重ねながら、河川名標識、地域情報の案内標識、河川利用についての標識のトータルデザインを行い、具現化を図った。
どこで購入できるか、どこで見られるか筑後川水系三隈川(大分県日田市)
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