長岡造形大学 第3アトリエ棟

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大学

公共用途の建築物・空間

株式会社日本設計(東京都)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

造形という言葉から連想する空間。

それは洗練され、完成したものではなく、未完の想像力を誘発する力を持っているべきである。

この工房はそんなイメージを持たせてくれる。

既存の校舎群とは対照的に重厚な曲面やランダムな開口部を用いたファサード。

シンプルであるが極力無駄を省き、丹念に素材や造作に力を注いだ内部空間など、いかにも創作意欲が湧きそうである。

1994年に開学後、試行錯誤を経て地域に開かれたデザイン専門大学としての意志がようやく見えてきたというべきかも知れない。

長岡造形大学 第3アトリエ棟の概要1.長岡造形大学は「新しい時代におけるデザインの実践的教育研究の場」を目指し1994年に開学したデザインの専門大学である。
2.第3アトリエ棟は、開校時のキャンパス設計から始まる、長岡造形大学における三つ目のプロジェクトであり、アトリエ、デッサン室、市民工房からなる計画である。
3.アトリエには、学生各自の作業場所が与えられ、創作活動の拠点となると同時に、多様な形態での授業の場所ともなる空間である。
4.市民工房には、地域の人々が「ものづくりの喜び」を体験できる各種工房(硝子・染織・陶芸・純銀アクセサリー等)があり、本学の「地域開放」のシンボルとなる空間である。
達成しようとした目標1.学生・市民が「デザインの現場」の活気を感じ、居るだけで感性が刺激される空間。
2.全体から細部にまで拘った「環境すべてがデザインの教材となる空間」。
3.多様なスタイルの授業と創作活動の器となるフレキシブルなアトリエ空間。
4信濃川のほとりの自然豊かな開かれたキャンパスに、既存校舎群と調和すると同時に、地域開放の象徴としてのランドマークともなる、独自の外観デザインを創出する事。
プロデューサー学校法人長岡造形大学 理事長 豊口協
ディレクター株式会社日本設計 建築設計群プリンシパルデザイナー 篠崎 淳
デザイナー株式会社日本設計 建築設計群 篠崎淳、東正典、佐藤真紀
長岡造形大学 第3アトリエ棟のデザインについて全体デザインにおいては、シンプルな論理から、独自性の強い解答を発見する様心がけた。
例えば平行四辺形の窓は、四角を最小操作で変形することで、切り取るキャンパスの風景を新鮮に見せ内外の心理的な結びつけを強めると同時に、アトリエ空間に(矢印を描いた様に)動きと一体感を与えている。
またそのランダムな配置は、場所毎に微妙な差異を生み出し、差し込む光に木漏れ様な心地良さを与えている。
長岡造形大学 第3アトリエ棟はどのような使用者・利用者を想定したか1.デザイン教育を実践する教員と、デザインに対して高い意識をもつ学生 2.大学を訪れる地域市民
長岡造形大学 第3アトリエ棟はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか1-1アトリエは、ユニット毎の個別授業から、活発なグループワークによる一体利用、作品展示等、使い手の創意に応じた多様な使い勝手に対応。
1-2中心の吹抜けにそって建物内を巡ると、各所で展開するデザイン活動を垣間見ることができ、常にデザインへの意識と感性を刺激。
2-1市民工房は「ものづくりの体験の場」である同時に、デザイン教育の現場を身近に感じ、デザインの専門家との交流を育む場所でもある。
その問題点に対し、どのように対応したか1-1特長的なフォルムと、踊るようなリズムの窓をもつファサードは、一瞬で人々の記憶に残るデザインを実現している。
 2-1外壁面積を最小化した平面形状で熱負荷低減を図ながら、多雪地域に適したハイサイドライトで建物中心部にも光を取込む計画/2-2吹抜形状を卓越風向に合わせ、風(自然換気)の道をつくる計画/2-3採光・空調・自然換気の機能毎に、個別に窓をデザインし、性能・デザイン性を経済的に実現。
どこで購入できるか、どこで見られるか新潟県長岡市千秋4丁目197番地
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オフィシャルサイト http://www.nihonsekkei.co.jp

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