ホワイトケイブ

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断熱吹き放し工法によるマンションのリフォーム実例

住宅や住宅設備

ノソデザイン(東京都)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

造形的で手作り感の強い壁と天井の断熱工法。

その形状のゆえ万人向けではないが、厚吹き断熱の性能上、最上階や端部住戸での熱環境改善と意匠的な選択性が高まることを評価した。

ホワイトケイブの概要築32年になるマンション住戸の改修実例とその工法。
竣工当時の設計水準において軽視されていた居住空間の快適性や環境負荷軽減への取り組みを現代の水準以上に引き上げ、既存ストックを活用しながら家族3人が現代に暮らす生活を実現することを目指した。
具体的には厚吹きが可能な断熱材に不燃性の仕上げで覆う工法を開発した。
本工法により実現した住戸は、照明・空調や梁といった諸条件を包む曲面が特徴的に現れ、低い階高にかかわらず最大2.55mの天井高さを確保するとともに、高断熱化および空調改善によるエネルギー利用の高効率化を果たし、光熱費およびCO2の発生量について従前の40%を削減する試算結果となった。
達成しようとした目標プロトタイプとして取り組んだ住戸には断熱が全くなかった。
現代では考えられない設計だが当時の標準仕様だったのだろう。
築30年超のマンションは全国に約63万戸超といわれている。
これらの高断熱化による環境負荷軽減効果は無視できない。
中古マンションは居住者の住み替わりに伴い大規模な改修が行われるケースが多いが、そんな場面で高断熱化に有効な工法が、選択肢としてあることを目指し開発に取り組んだ。
デザイナー阿知波修二、阿知波嘉子
ホワイトケイブのデザインについてプロトタイプとなった住戸は幼児を含む家族3人の他に、猫のすみ家でもあった。
この室内で過ごす時間が一番長い猫が、一番快適に過ごせる為の方法を探った。
空間の中心に据えられた猫タワーや巣穴だけでなく、色彩計画を猫の感覚を軸に構築している。
猫の色覚に赤はないといわれている。
ここでは猫のためのしつらえには緑色を配色し、猫がなるべく直感的に世界を知覚できるような空間を目指している。
ホワイトケイブはどのような使用者・利用者を想定したか中古マンション(または新築)を購入し、間取りを更新して居住しようとしている世帯。
環境問題に関する意識が高く、スタイルを持った生活を望む層を想定している。
世代としてはマンションの購買層であるDINKs、子育て世代と重なる。
また、消臭効果のある表面材を用いているため、ペットとの同居を望む世帯に適すると考えている。
プロトタイプとなった実例では幼児を含む家族3人と1匹の猫の為の住宅だった。
ホワイトケイブはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか新築マンションに比較すると、格安な費用で現代的な生活を実現している。
また、本工法がもたらす室内空間の高断熱化により年間光熱費を抑えることができ、居住者の満足度の向上を果たした。
環境負荷を抑えることに意識的な居住者にも満足できる性能を果たしている。
その問題点に対し、どのように対応したか既存ストックを活用し、さらに運用段階での環境負荷を抑えることが地球環境負荷を最も抑制できる手法であると考えた。
そして、その手法の普及のためには新築マンションに劣らない快適性や環境負荷軽減性能を果たし、それ以上に魅力的な空間をつくりだす工法が必要と考え、本工法の開発に取り組んだ。
洞窟状の形状は工法が導いた結果でもあるが、初源的な空間により家族の一体感がより強くなる効果も期待している。
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