alp

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集合住宅

住宅や住宅設備

平田晃久建築設計事務所(東京都)

2010年度 グッドデザイン賞 受賞

独特の刺激的な建築観によって実現したユニークな集合住宅。

内外各所に出現する凸凹が、身体感覚を意識させ、不均質に連なる場所の体験を印象付ける。

住戸内部でも凹みがやわらかくワンルームの領域を分節する。

alpの概要東京、赤羽に建つ集合住宅です。
建築を、箱状の領域をつくる行為としてよりは、地面が隆起してできたしわのようなものとして捉えなおせないかと思っています。
内外の押し合い圧し合いが凹凸のある壁や屋根を生み出し、一体感がありつつ絶妙に分節されたボリュームをつくることを考えました。
各住戸へはボリュームの凹み部分にあたる屋外通路から直接アプローチします。
各部屋はこうした内外のせめぎあいを反映しています。
屋根型がダイレクトに現れたり階段が室内に斜めに現れたり、壁の凹凸が室内をひずませたりしています。
自然の地形の生成を思わせる方法によって生まれた建築は、一戸建ての住居が立ち並ぶ屋根の連なる風景になじんでいます。
達成しようとした目標敷地は都心にも関わらず山襞がそのまま残り、縄文時代の遺跡が出土するような場所です。
そのような敷地全体が持っている潜在力を引き出すように、地形という抽象化したイメージで屋根や壁、階段の凹凸を捉え直そうとしました。
これにより建物の内外の空間が豊かになること、そして建物と周辺の街並が新しい意味での調和をなすことを目標としました。
プロデューサー株式会社プリズミック
デザイナー平田晃久建築設計事務所
alpのデザインについて水を流すためにつくる屋根は、水が流れることでできる自然の地形と同じ本性を共有しています。
この地形のような生成原理をもつ集合住宅は、小さな屋根が連続する周辺環境になじみながら、そうした風景が、自然の大きな営みとつながりを持っていることに気づかせてくれます。
そして、どの部屋も壁や屋根の凹凸を通して、こうした大きな秩序に関係づけられています。
自己完結しない、新しい建築への端緒がここにあると思います。
alpはどのような使用者・利用者を想定したか最寄駅の赤羽駅前周辺はワンルームマンションが立ち並び、少々供給過多の状況があります。
また敷地は高台にあり、公園に隣接していて、襞状の街の成り立ちや広がりを感じられる場所です。
そのため、供給不足である30㎡?40㎡程度の比較的大きな住戸をベースに、1住戸あたり1?2人、20代?30代で、都心にいながら内外の広がりや、襞状の街のようなある種の抵抗感をもった豊かな空間性を望む入居者を想定しました。
alpはその使用者・利用者にどのような価値を実現したか地形のような形状の建物は、さまざまな凸凹によって内部空間が緩やかに屈折し、連続した空間の中にところどころ独立したまとまりをつくります。
入居者は自分の身体と住空間を形成するさまざまなスケールとの生き生きとした関係の中で、場所を選びとりながら楽しく暮すことができます。
また都心にいながらほとんど全ての住戸から隣接する公園の緑を感じることができます。
その問題点に対し、どのように対応したかキュービックで大きなボリュームではなく、自然の地形のように凹凸のある分割された建物を考えました。
屋根の連なりのような形状やスケール感が、周囲と調和した関係をつくります。
また、この新しい方法によってかつてない現代的な外観が生まれます。
自然の谷のような形状は低層部や中庭状のスペースに十分な光と通風をもたらし、各住戸へと繋がる路地状の道となります。
街の小さな一区画を呑み込んだような集合住宅を考えました。
どこで購入できるか、どこで見られるか株式会社プリズミック
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オフィシャルサイト http://www.hao.nu/

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