一飯教育

このエントリーをはてなブックマークに追加

※画像をクリックすることで、大きな画像を見れます。

社員教育

パブリックコミュニケーションのデザイン

株式会社ノーブルホーム(茨城県)

2009年度 グッドデザイン賞 受賞

「作りっぱなし」にしない、という企業の責任と、それをより高水準で維持するための社員教育を融合させた着眼点が良い。

「建物を完成させること」がゴールではなく、「より良い暮らしを提供すること」を大切にする理念が伝わってくる。

ルールブックも完成度が高く、首尾一貫している。

一飯教育の概要「一飯教育(いっぱんきょういく)」とは、諺「一宿一飯の恩義」をもじった社員教育活動です。
家の建築に携わった担当者達が入居後のお客様宅にあえて手土産を持たずに訪問し、晩御飯をご馳走になりながら本音を語って頂こうという活動。
手ぶらで訪問し夕食をご馳走になるという分の悪い立場を意図的に作る事で、お客様が本音を話し易い環境を整え、住宅が完成するまで言えないままだった“お客様の本音”を忌憚の無い意見として聴かせて頂きます。
悪かった点は改善テーマとして持ち帰り今後の仕事に役立て、良かった点は社員の働くモチベーションに繋げます。
お客様とのコミュニケーションも兼ねた、社員教育・人材育成の場となっています。
達成しようとした目標①「良かった事も悪かった事も忌憚の無い意見として聴かせて欲しい」という私達の姿勢に共感し、お客様のCSが高まる事。
②お客様の本音を直に聴くことで、顧客心理の判る配慮のある社員へ成長する事。
③日々繰り返す業務の中で薄れていってしまう“一生懸命に働く理由”。
快適に暮らすお客様の姿を見る事で、自分の仕事が人の幸せに貢献している事を実感し、働く理由を再確認する場となる事。
④生涯顧客意識の高い企業となる事。
プロデューサー株式会社ノーブルホーム 官谷浩志
ディレクター株式会社ノーブルホーム 官谷浩志
デザイナー株式会社ノーブルホーム 官谷浩志
一飯教育のデザインについてお客様は家が完成する迄は遠慮して不満を言わない方が多い。
理由は手抜き工事をされる事が怖いから。
その遠慮を「自分はお客様に満足して貰っている」と勘違いし、お引渡しを終えると何の反省もないまま次の新しいお客様に対し同じレベルの仕事を繰り返す。
これでは成長が無い。
お客様の本音を聴き自分の仕事を振り返るからこそ成長出来るのです。
モノを売る知識よりも、人の気持ちが判る心を磨いて欲しいと思っています。
一飯教育はどのような使用者・利用者を想定したか弊社で住宅を建築し活動の趣旨に了解頂いたお客様宅へ、営業・現場監督・コーディネーターなど建築に携わった担当者が伺います。
一飯教育はその使用者・利用者にどのような価値を実現したかお客様から忌憚の無い意見を直に聴くことでさまざまな気づきが得られ、「悪かった点」も「良かった点」も全社員で共有し仕事の改善テーマに役立てています。
また快適に過ごされているお客様の暮らしを見る事で、仕事に対する大きなやりがいにも繋がっています。
疎遠になっていたお客様とも本活動をきっかけにコミュニケーションが密接になり、新築計画をお持ちのお客様を弊社にご紹介頂き受注に繋がる結果も出ています。
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点【売る側の視点】住宅は買う側が一生で最も高価な買い物であるにも拘らず、売った後はまた次の受注を追いかけなければならず、お客様の感動や不満を知る機会が無くスキルもモチベーションも上がらない。
【買う側の視点】「家が完成するまでは・・」と小さな不満は我慢していたが、入居を境に関係が疎遠になってしまう為、これまで心に思っていた感謝や不満も伝えられないままとなり、満足度や安心感が高まらない。
その問題点に対し、どのように対応したかお客様とのコミュニケーションと気づきの場を仕組化する事で、顧客心理を知る機会と仕事の厳しさ・やりがいを再認識する場を作りました。
お客様に対しては本活動の趣旨を説明し「企業や皆さんの改善に活かせるならば」という大義名分を用意する事で、本来は言いづらい筈である「これまでの不満」を極力言い易い環境にし、話して頂く事でストレスを解消しています。
お褒めの言葉を頂くと社員のモチベーションも高まります。
一飯教育をもっと見る・購入 楽天市場で一飯教育を探す

amazonで一飯教育を探す

Yahoo!ショッピングで一飯教育を探す

Yahoo!オークションで一飯教育を探す
オフィシャルサイト http://noblehome.co.jp/

関連するグッドデザイン

 

著作権利者:(C)JIDPO GOOD DESIGN AWARD [ G-Mark Library ]

カテゴリーメニュー
パブリックコミュニケーションのデザインの人気グッドデザイン