オースピス水道橋

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オフィスビル

商業・産業用途の建築物・空間

株式会社長谷建築設計事務所(東京都)

2009年度 グッドデザイン賞 受賞

雑居ビル雑然とした容姿を助長するようにランダムなサッシュの配置でファサードを形成している。

こうしたデザインであれば、入居後に中の様子がバラバラになってもきたならしく見えず、むしろ、多様性を感じさせたり、リズムを感じさせたりすることができるのではないだろうか。

使われた時にデザインの意図が明確化するだろう。

オースピス水道橋の概要水道橋駅近郊に存在する6本の放射線状街路により構成されるヨーロッパの各地で見られるようなCircus(円形広場)に建つオフィスビル。
当該敷地はヨーロッパの都市にあるヴァナキュラーな建物で構成される街区ではなく、建物自体様々な看板を抱える雑居なイメージのものである。
計画に当たってはこの無秩序な街区に対して、閉鎖的な壁ではなく、透明感のあるガラスのスクリーンを選択した。
各階を強調させるように水平に延びる白いラインとリズミカルに構成される垂直パターンによるファサードに特徴を持たせた。
テナント構成としては、地下1階、1階は店舗、2階から5階までを若い事業者をターゲットにした事務所を提供した。
達成しようとした目標事業主の事業採算を視野に入れた法定容積いっぱいまでの床面積の追求と敷地の特性から来る建物形態の追求。
現場の調査・分析を通して判明した、既存の周辺環境になじませると言うよりは如何にしてこの場所に新たな空間つくりの規範となるべくデザインを提供するかの模索。
また、入居率を高めるべく建物内部にあっては最小限の階高でOAフロアを踏まえた最大限の天井高を確保し、快適で明るい執務空間の提供。
プロデューサー株式会社アスコット 取締役執行役員 浜崎拓実/企画部 副部長 前田朋広
ディレクター株式会社長谷建築設計事務所 代表取締役 長谷清志
デザイナー株式会社長谷建築設計事務所 取締役設計室室長 白鳥秀幸、設計室副室長 藤崎和明
オースピス水道橋のデザインについて無秩序な町並みに秩序を与え、Circus(円形広場)に建つオフィスビルとして何らかの演出を図りたいと思った。
昼は水平に延びる白いラインに3つのパターンによるパネルの構成でリズム感を与え、夜は内部の照明により、垂直に延びる柱が浮き上がって見える。
内部的には低い階高で天井を高く見せる工夫と若い事業者達に気に入って貰えるような空間造りを求めた。
オースピス水道橋はどのような使用者・利用者を想定したか店舗については、他のオフィス街と比べて出版社や教育機関(東京理科大学・日本大学・東京リーガルマインド大学・文化学院など)などが所在しているので、特にそれらの会社員、大学生、専門学生の利用を想定した。
事務所については、オフィス環境を重視する若い事業主を想定した。
オースピス水道橋はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか店舗は全面ガラスでオープンなファサードで構成し、明るく利用しやすいようにした。
事務所はコア部分で構成されるバーティカルに3層まで延びるお洒落なブラックのアルミルーバーの壁で構成した。
使用者はその壁に穿たれたエントランスを通り抜け、各階のオフィスに向かう。
近隣の事務所とは違う差別感を提供した。
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点特にないが、地球環境は意識した。
その問題点に対し、どのように対応したか各事務所スペースの照明器具は環境配慮型を使用した。
どこで購入できるか、どこで見られるか東京都千代田区三崎町2-24-3
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