東京理科大学長万部キャンパス女子寮

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学生寮

住宅や住宅設備

株式会社竹中工務店(東京都)

2009年度 グッドデザイン賞 受賞

白い曲面の壁とコンクリートの箱が、雄大な自然の中で風景の一部となっている。

東京理科大学長万部キャンパス女子寮の概要1987年に新設された東京理科大学長万部キャンパスの定員増加に伴い計画された96人の女子寮。
海と山に挟まれた丘陵地と北国の気象環境を読み解き、冬季には山側(北西)からの風を防ぎ、夏季には海側(南東)からの風を受け入れる全長100mの柔らかな曲面壁と、これに包まれるように並置した海を望める矩形の寮室で構成することにより、この場所の環境(風土)をそのまま“かたち”にすることを試みた。
一方、クラスター制(16人=1単位、4人=1部屋)を踏襲し、矩形の寮室を機能的なプライベートスペース、曲面壁と寮室の間(ラウンジ)を流動的なパブリックスペースとし、コミュニケーションを誘発する濃淡をつけている。
達成しようとした目標この場所の持っている地域性(気候、地形、地質など)と呼応し、長期に渡って存在できる環境を創造すること。
そこで1年間過ごす学生が日常の生活の中で、周辺の自然を享受できること。
クラスター制(16人=1単位、4人=1部屋)による共同生活の中で、より濃密なコミュニケーションが展開されること。
プロデューサー学校法人東京理科大学 理事長 塚本桓世
ディレクター株式会社竹中工務店 設計部 副部長 坂口 彰
デザイナー株式会社竹中工務店 設計部 担当 垣田 淳
東京理科大学長万部キャンパス女子寮のデザインについて効率性と経済性の20世紀/環境の21世紀、加速するグローバル化/過熱するローカル化、情報の氾濫/コミュニケーションの希薄、これら二項が移行・対立・反転する時代に、長万部の風土を感じながら、濃密な共同生活を送れる場所 =「contemporary oshamambe vernacular」とでも言えるものを創出したかった。
東京理科大学長万部キャンパス女子寮はどのような使用者・利用者を想定したか1.都会育ちの大学1年生 2.家族・兄弟の少ない環境で育った大学1年生
東京理科大学長万部キャンパス女子寮はその使用者・利用者にどのような価値を実現したか1.この場所の自然(海、山、風、大地、光)を日常的に感じられる環境 2.コミュニケーションを誘発するパブリックスペースとプライベートスペースの構成(クラスター 4人=1部屋、16人=1クラスター)
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点1.FIXガラス+機械式冷暖房換気のような人工的・都市的環境は私たちに定常的な快適さをもたらした、一方で自然に触れる機会の少ない都市生活者は人間の本来備わっている五感が鈍化しているのではとないか。
2.情報化社会や都市のマンション化はフェイストゥフェイスのコミュニケーションを希薄化させているのではないか。
その問題点に対し、どのように対応したか1.卓越風や海と山への方向性を意識した建築の構成と開口部をデザインすることで周辺の環境を直接五感で感じられるようにした。
2.海に開いた4人部屋、フレキシブルな16人のラウンジ、96人の集会室や展望風呂、多様な階層と場所を用意することで、コミュニケーションを誘発するようにした。
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オフィシャルサイト http://www.takenaka.co.jp

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