彦太郎糯

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食品パッケージ

広告・宣伝のデザイン

フーデリコ株式会社(東京都) 有限責任事業組合ままくぅ(山形県)

2008年度 グッドデザイン賞 受賞

町内の若い農業家有志が「有限責任事業組合ままくぅ」を発足させ、彦太郎糯の復活に成功、というプロジェクトがまず素晴らしいと思います。

そしてそのプロジェクトのコンセプトがよく伝わってくる非常に丁寧なデザインアプローチが彦太郎糯のブランドをうまく構築できている。

彦太郎糯の概要「日本の米蔵」と称される庄内平野の最北端、鳥海山の麓に広がり、到るところで湧水が自噴する町、山形県飽海郡遊佐町。
彦太郎糯(ひこたろうもち)は、大正13年から数年かけて育種された遊佐町うまれの糯米である。
粘りとコシとこくのある食味に加え、優れた耐冷性があり、昭和10年代から東北各地で栽培されたという。
長くしなやかな藁も俵編みに欠かせない材料だったが、稲丈が約1.5メートルにも達するため倒伏しやすく、収量もあげにくいことから久しく栽培が途絶えていた。
平成18年、町内の若い農業家有志が「有限責任事業組合ままくぅ」を発足させ、彦太郎糯の復活に成功。
再び遊佐町の特産品を目指して商品開発が行われた。
達成しようとした目標日本人の米離れ、農家の高齢化など、日本の農業はいま切実な問題を抱えている。
産地活性化のための新たな取組みである「彦太郎糯の復活」を広く知ってもらうため、食べる機会が如実に減っている餅の在り方を見直し、「産直のお取り寄せを楽しむ都市マーケットを軸にしたギフト商品」に位置づけた商品企画を進めた。
その結果、遊佐町の文化を感じさせながら、現代の食卓にマッチし、もらってうれしいカタチを目指すこととなった。
プロデューサーフーデリコ株式会社 フードディレクター 奥村文絵
ディレクターアート 那須孝幸
デザイナー有限会社文京図案室  三木俊一
彦太郎糯のデザインについて「彦太郎糯」という製品は決して高級ではないけれど、あくまで良質なものである。
また、生産者と産地、そして脈々と受け継がれてきた時間を背負って生まれてきた。
そんな製品を包みつつ守り、そして飾るものの答えはこういうことであろう。
いろいろな細かい手数がたくさん入ってはいるが、それを感じさせない仕上がりが結果的にこの製品のもつ奥ゆかしさをも表現できたのではないかと思っている。
彦太郎糯はどのような使用者・利用者を想定したか主に都市部を中心とした、付加価値商品を求める有識者、富裕層、美食家。
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点産地に貢献するパッケージデザインを考えたとき、資材の選択やカタチの美しさ以前に、地元販売を主としていた彦太郎糯を、付加価値商品を求める都市マーケットに流通させるための仕掛け、つまり生産者と市場に新たな出会いをうむ「関係のデザイン」を起点として、パッケージに引き継いでいく必要があった。
その問題点に対し、どのように対応したかデザインチームはたびたび遊佐町を訪れて環境、文化の理解に努めるとともに、食関係者に向けた都内での試食会、和菓子メーカーとのタイアップを企画して「本物を知る人のための餅」を訴求。
これらのターゲットを購買者層に想定し、遊佐刺し子の米刺し文様を配した内包紙、竹籠をイメージした紙箱、彦太郎糯の稲穂に結んだおみくじ形のパンフレット、紅白二種の小ぶりなサイズを個包装する「新しい彦太郎糯」を提案した。
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オフィシャルサイト http://mamaqu.org/

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